介護士兼WEBライターのよしあきです。
今回は介護の仕事がしんどいなら
介護の仕事がしんどいなら頑張らなくていい
というテーマでお伝えしていきます
- 介護の仕事がめっちゃしんどい
- 人間関係がしんどい
- 残業が多くて心が疲弊している
こんな人多いんじゃないでしょうか
確かに僕たち介護士って毎日の仕事でしんどいと感じてしまうことが多いですよね。
ですが大丈夫です本記事を見てもらえれば楽に介護の仕事に取り組むことができるようになりストレスも低減します。
僕も取り入れている考え方ですので是非参考にしてください。
\YouTubeでも解説中/
もくじ
結論から言うと、頑張らないということを頑張ることで心がめっちゃ楽になります。
なぜかというと自分ができる以上のキャパシティの仕事を頑張っても、別に給与は上がらないし、そのがんばりを認めてくれる保証もないのに、しんどさとか責任の度合いだけどんどん上がっていくからです。
仕事を頑張る理由って
- 給料をアップさせたい
- 他の職員さんからの信頼を得たい
- 評価を得たい
- サボってる奴だって思われたくない
- 嫌われたくない
そういう理由があるじゃないかなと思います
でも冷静に考えてみると
自分が信頼されるかどうかっていうのは他の職員の主観的なからの評価によって決まりますよね
他人の評価はあくまで他人の評価なので自分でコントロールするのは難しいです
そして仮に評価されたとしても給与に反映されるかはこれまた経営者の判断になるのでこれも他人依存で自分でコントロールするのは難しいです。
その難しいことを変えようとしてるから頑張ってるのに全然報われないとかわたしすごく頑張ってるのに誰も認めてくれないって思って仕事がしんどくなっちゃうんですよね。
しかもこれって終わりがなくて仕事をしている限り永遠に続きます。
これってめちゃめちゃ不幸なことだと思いませんか?
これを解決するには今回のテーマである頑張らないことを頑張るっていうことを実践していくのが重要です。
よしあき
誤解を招かないように改めて言い直すと頑張らないってことは別に怠けろって言ってることではなくて
自分のキャパシティ以上の仕事はやらないということです。
具体的には『ある一定のラインまでは頑張るけどそのラインはぜったい超えないようにする』ということが大事です。
- 残業はきっぱり断る
- 自分の仕事でないものはきっぱり断る
こんな感じで無理なことは無理ですとはっきり伝えることがとても重要。
ちょっと余談なんですけど、お人好しさんは損をします。それも大損です。
介護士さんはお人よしの方が多いんじゃないかなっていう風に思ってます。
優しい人とお人好しの明確な違いを1つあげると自分を犠牲にしすぎるかそうでないかの違いだと思います。
お人好しっていうのは自分を犠牲にしすぎて貢献しすぎてしまう人です。
例えば昔の自分がそうだったんですが
もう定時で上がりの時間だけどなんかみんな忙しそうにしてて自分だけ帰るの申し訳ないからサービス残業でちょっと手伝っちゃう
それって素晴らしいことではあるんですが、その裏には心のどこかで
- みんなに嫌われたくない
- いい人に思われたい
そういう他人からの評価を気になってしまう自分がいるんですよね
これってまさに他人に依存で自分でコントロールすることが難しいことですよね
それにとらわれていると永遠に自己犠牲しなし続けなければいけないし、しんどいままです。
だからあえて頑張らないという選択。
つまり自分のキャパシティ以上のことをやらないということが大事になってくるんですよね
とはいえこう言うこと言うと
黒い人
と思われるんじゃないかと心配になりますよね。
ですが別にこいつ全然協力しねえなとか思われたっていいんです。
そんな自分ではどうすることもできない他人の評価よりも大事なものってあるじゃないですか。
自分の体だったり心だったり時間だったり健康だったりです。
知り合いからの又聞きで申し訳ないんですけど、知り合いの知り合いで介護リーダーをやってた人がいたんですね。
その人はすごい真面目で頑張り屋で自分がいなかったらこの施設にまわんないくらいに思ってるくらい責任感が強かったみたいです。
その人は早番で朝7時に出勤してきても夜中の11時とか0時まで仕事してたらしいんですよ。
夜勤明けでも夕方まで残業したりとかもあったそうです。
で、その人は嫁さんと子供がいたみたいなんですけど、あまりにも家にいなくて子どもとも遊べてなくて全然懐いてくれなくて嫁さんも子供の面倒見てくれないって不満が溜まってたみたいなんです。
で、嫁さんがその人に「仕事ばっかりやってないで子供のめんどうとか見てよ」
と訴えても
「いや俺だって子供と遊びたいけど仕事が忙しいんだよ」
みたいな感じでケンカになってしまって結局はその嫁さんとお子さんが実家に帰って帰ってしまった。
みたいな人がいるよって話を聞いたことがあります。
これってめちゃくちゃ悲しいですよね。
仕事頑張ったのにその結果が子供にも懐いてもらえなくて嫁さんにも愛想尽かされちゃって。
もちろんここまで酷いのはまれだとは思うんですが、この話を聞いてちょっと考えてしまいました。
自分は何のために働いてるの?
自分の大事なものって何だろう?
それって自分の時間や身を犠牲にしてまで守らないといけない大事なものなの?
これを考えるとあえて頑張らないという勇気がもてるし介護の仕事もラクになっていきます。
よしあき
頑張っても給与は上がらないし仕事量も責任も増えていくけど
頑張ったからこそ得られるものもあるし雇われている以上最善を尽くす義務があるよね
と思う人もいると思うんですよね。
確かにそれもその通りで、僕も介護リーダーをめちゃめちゃ頑張ったおかげで色々身についたスキルっていうのがあるんですよ。
例えば
- チームをまとめるスキル
- 問題解決をするために考え抜く思考力
- いろんな職種と連携を図るためのコミュニケーション能力
とか色々身につけました。
そして他のスタッフさんの失礼にならないように新人さんの手本となるように高い責任感を持って仕事をしてきました
だから頑張ること自体を否定しているわけではありません。
ただこの記事の最初に言ったことを思い出してください。
自分でコントロールできないことをコントロールしようとするから苦しくなる
んですよね。
他人の評価だったり給料っていうのは自分がコントロールすることができないからその理想と現実とのギャップでしんどさを感じるわけですよね。
だから自分のコントロールできるものにそれを置き換えてください
例えば
- 給料を上げるために仕事を頑張るではなくて、自分が成長するために仕事を頑張る
- チームの信頼を得るために介護リーダーを頑張るではなくて、チームをまとめるスキルを身につけて自分が成長するために介護リーダーを頑張る
そういう思考で頑張れるんだったらしんどいながらも充実感や達成感は得られますし、自分の成長につながります。
だからコントロールできないことではなくてコントロールできることを中心に考える
他人軸ではなくて自分軸で考える
他人からの評価じゃなく自分自身のメリットを求めて頑張る
これを意識して頑張ってもらえたらいいなと思います。
よしあき
頑張らないという勇気を持つことで、介護の仕事や人間関係が楽になります。
なぜかというと頑張ったところで給与が上がる保証も他人から信頼される保証もないので、いずれ理想と現実とのギャップで自分って報われないしんどいってなってしまうからです。
頑張らないことを実践するためには
- 自分の限界を把握し
- 無理な負担を避けたり
- 健康だったり時間だったり家族だったりとか自分の本当に大切なものが何なのかを改めて理解して優先順位を決定
していけば自然と頑張りすぎを防ぐことができます。
お人好しよりもいい人を目指しましょう。
とはいえ頑張ることで自分の成長につながることも事実としてあります。
ですので他人の評価や給与などの自分がコントロールできないことに固執するのではなく、個人の成長や達成感を重視し、自分でコントロールできることに焦点を当てて頑張っていきましょう。