- 上司とかお局様とかにいつも怒られる
- なかなか仕事が上手くできない
- 自分ってもしかしたらダメ人間なんじゃないかと思っている
こんな風に自分の不甲斐なさに失望してしまうことってないですか?
酷いときはお前って本当に使えないクズだなとか言われたりして、自信を無くしてしまうなんてこともあるかもしれません。
ですが、介護士だけじゃなく人間である以上ダメ人間なんて人は存在しません。
確かに収入の差や立場の差が出てしまうことはあるかもしれませんが
それでも実は人間としての能力の差はそこまで大きくないと思います。
なぜなら、私たち皆、両手両足が同じように動いたり、脳みその大きさも劇的に違うわけではないからですよね。
では、
- 今を輝く凄い人
- 自分のことをダメ人間だと思っている自分
両者の違いは何でしょうか。
それは、今まで培ってきた努力やたまたま巡り会った運などです。
しかし、もうひとつ決定的に違う要素があります。
その決定的な要素を改善することで、自信を持つことができたり、楽しく仕事をすることができたりします。
さらに、その改善は時間がかかったり難しいものではなく、今すぐに変えることができて、しかも簡単な方法です。
是非、この記事を参考にして、自分に自信を持てる介護士になっていただけたら嬉しいです。
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もくじ
さっそくですが、結論を改めてお伝えします。
介護士でダメ人間は一人もいないのです。
では、なぜ自分のことをダメ人間だと感じてしまうのでしょうか?
それは、働く環境のせいです。
言い方を変えれば、働く環境を変えれば、ダメ人間と思っている現在の自分から卒業できるということです。
ですので、今回は働く環境で人間は変わるというエピソードを3つご紹介したいと思います。
元々私は人間関係が苦手で、とてもしんどく感じていました。
- 朝起きて仕事に行く前に嫌な人の顔を思い出す
- 思い出すと必ずお腹が痛くなってトイレから出られなくなる
- 頑張って職場に着いても、胃がとても痛くなる。
そんな毎日を過ごしていました。
そのうち私は
悩める介護士
と思うようになりましたが、お金を稼がなければならないため、無理して頑張っていました。
しかし、出勤すると上司に
黒い人
と言われたりして、ますます心が病んでいきました。
そしてさらにミスを重ねることになる悪循環。
その結果、体調を壊してしまいました。
しかし、転職して新しい職場に行ったら、自然と会話ができるようになり、クズと言われることもなくなり、出勤前にお腹が痛くなることもなくなりました。
これは、私がスーパーサイヤ人のように急にパワーアップして急成長したわけではなく
単純に環境を変えただけです。
ですから、環境を変えるということは
劇的に変わることができる非常に重要な要素なのです。
よしあき
その人は、介護のスキルも高く、知識も豊富で、高齢者とのコミュニケーションもとてもうまかったので、僕は彼を尊敬していました。
彼は自信満々に「私は現場が大好き」と言うほど、介護の現場が好きでした。
彼は責任感も強く、リーダー業務もしていましたが、徐々に出世していくうちに、現場で働くよりもどちらかというと高齢者と直接関わらない事務的な仕事が増えていきました。
その結果、彼が好きな介護の現場の仕事がなかなかできなくなり
逆に苦手な事務的な仕事が中心になってしまい、ストレスがたまってしまい、結局辞めてしまいました。
これは、環境が変わって徐々に彼の得意なことができなくなり、辞めてしまった例です。
よしあき
逆に、環境を変えただけで輝けるようになったエピソードをご紹介します。
ただし、これも元同僚のお話で私の経験ではありません。
その人は、介護がなかなか上手くできなくて仕事が遅くて、他の介護士からお荷物扱いされていました。
そのせいで
悩める介護士
と悩んでいました。
しかし、彼女は介護士業務を一時的に離れて、同じ施設で掃除やシーツ交換などの仕事をするようになりました。
すると、その仕事ぶりが他の同僚からとても好評で、結果的に以前の仕事ぶりから立ち直り、とても楽しそうに働くようになったのです。
よしあき
つまり、この記事を見ている人で
- 自分って能力低すぎて介護に向いていないんじゃないか
- 自分ってダメ人間なんじゃないか
と思っている人は、間違いです。
あなたの能力や人間性に問題はありません。
ただ、働いている環境が合っていないだけなのです。
よしあき
というわけで、まずは介護の仕事を頑張りつつ自分の得意なことや好きなこと、苦手なことや嫌いなことを考えてみましょう。
例えば、私の場合、口うるさい人が苦手だったので、そういう人がいない環境に移った結果、お腹も痛くならなくなり、ストレスを感じることが少なくなりました。
また、今は介護士以外にもWebライターとしても活動していますが、介護の研修資料作成などは昔から得意で、それに関してはあまり叱られませんでした。
ですから、私には1人で仕事をするWebライターという仕事も合っており、その結果として副収入を得ることができました。
これは、
苦手なことを避けて得意なことを活かせる環境に移ることで実現したのです。
2つ目の例で言ったように、介護が好きでスキルも高い同僚の場合は、現場で専念できる環境に移ることで自分の力を発揮し、楽しく働くことができるでしょう。
逆に、3つ目の例の人は介護は苦手ですが、掃除やシーツ交換などにおいて得意であり、チームに貢献できました。
以上のことから
- 自分の得意なことや好きなこと
- 苦手なことや嫌いなこと
を考えることはめちゃめちゃ重要なのが分かりますね。
そして、苦手なことが分かったら、早めに逃げて自分の得意なことや好きなことに専念できる環境に移ることが自己評価を改善しつつ楽しく働けるようになる近道です。
読者さんも自分の得意なことや好きなこと、苦手なことや嫌いなことを考えてみて、自分に適切な環境を選んでください。
最後に自分がダメ人間だと思っている人が環境を変えるべきかどうかを判断するためのチェックリストを作りましたので、参考にしてみてください。
- 自分のことをダメ人間だと思っているか?
- 出勤前に胃が痛くなることはあるか?
- パワハラ上司や同僚に目をつけられているか?
- 苦手なことや嫌いなことを仕事にしているか?
- 得意な仕事をやれていないためつまらないと感じているか?
上記の中で3つ以上当てはまる場合、現在の仕事を辞めてもいいと思います。
もし、今の介護施設で一生働くつもりであれば、それも悪くありません。
ただ、多くの人はそうではないと思いますので、早めに行動する方が得策です。
幸い、介護の仕事は人手不足のため
求職者側、つまり私たち介護士側が有利です。
有利ということは、自分が働きたいところを比較的自由に選べるということです。
また、働き方も様々あります。
正社員以外にも
パートや派遣などの選択肢があります。
さらに、特養やデイなど、さまざまな職場も存在しますし
夜勤専門や時短勤務といった働き方もあります。
介護の仕事は多様な働き方が選べるのがメリットだと思いますので、自分に合った働き方を探してみてください。
もし転職する場合でも、同じ失敗を避けるための職場選びのポイントについては人間関係を理由に介護施設の転職を決断する判断基準と職場ガチャ攻略法という記事を参考にしてください。
「お金はどうするの?」という意見もあるかもしれませんが、日本では会社を辞めた後の保証制度が充実していることが多いです。
失業保険などが有名ですが、それ以外にも給付金などが受けられる場合もあります。
詳しくは【155万円損しない】介護士が仕事を辞めた後にやるべき手続き5選【有益】という記事を参考にしてください。
よしあき
今の介護施設で一生働くつもりであるなら、それも悪くありません。
しかし、多くの人はそうではないと思いますので、早めに行動することが得策です。
介護の仕事は人手不足のため、求職者側が有利です。
自分に合った環境で働くことができますので、適切な環境を選ぶことが重要です。
自分の得意なことや好きなこと、苦手なことや嫌いなことを考え、それに基づいて環境を変えて輝けるようになりましょう。
以上が私のメッセージでした。
皆さんも自分自身を見つめ直し、自分に合った環境を選ぶことで充実した人生を送れるようになることを願っています。
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よしあき