【悲報】介護職が底辺職ランキング12選に選ばれる|真っ向から反対します

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悩める介護士

介護職は底辺職らしいんだけどホント?

悩める介護士

底辺職だから介護の仕事なんてやらない方がいいのかな・・。

こんな悩みに答えていきます。

先日、某就活サイトで『【底辺職とは?】底辺の職業ランキング一覧』という記事が公開されました。

私が確認しようとしたときにはすでに記事は非公開となっておりましたが、就活情報サイト「底辺の職業ランキング」に批判殺到 12の職を羅列…運営会社は削除し「事実関係を確認する」Yahoo!ニュースという記事を確認したところ12の職業が紹介されていました。
(※現在はページが削除されてしまっているっぽいです)

土木・建設作業員、警備スタッフ、工場作業員、倉庫作業員、コンビニ店員、清掃スタッフ、トラック運転手、ゴミ収集スタッフ、飲食店スタッフ、保育士、コールセンタースタッフ・・・

と数々の職業が羅列される中、なんと我々介護職も底辺職として12職種の中にノミネートされてしまいました。

ですが一つ言いたい。

介護職は底辺ではない。
もちろん他の11職種も底辺ではない。

なぜこう言い切れるのか?
以下で解説していきます。

この記事で分かること

  • 介護職が底辺でない理由。
  • 本当の底辺職とは。
  • 介護士が誇りを持って仕事をしていく方法。

よしあき

こんな内容でお送りします!

\YouTubeでも見れます/

なぜ介護職は底辺職だと言われるのか?3つの理由

なぜ介護職は底辺職だと言われるのか?3つの理由

まずは某就活サイトが主張していた底辺職の定義を見ていきましょう。

某就活サイトが公開した底辺職の定義

  • 肉体労働である
  • 誰でもできる仕事である
  • 同じことの繰り返しである

他にも底辺職のデメリットとして、平均年収が低い、結婚するときに苦労する、体力を消耗する、という主張をされています。

よしあき

フムフム。肉体労働で誰でもできる仕事で同じことの繰り返しであるから底辺職であると・・。
意義あり!

ということでなぜ介護職がこの定義に当てはまらず、底辺職では無いのかについて解説していきます。

介護職が底辺ではない3つの理由

介護職が底辺ではない3つの理由

1|介護は誰でもできる仕事ではない

某就活サイトは『介護の仕事は誰でもできる仕事だから底辺である』と主張しています。
しかし、現役介護士からするとこの意見に違和感を覚えます。

肉体労働である時点で誰でもできる仕事ではない

まず介護は肉体労働です。これは某就活サイトの主張通りです。
ですが、肉体労働である時点でそれに耐えれる人でないと務まらないので誰でもできる仕事ではありませんよね。

  • 介護の仕事は重労働なので、それに耐えられるほど健康で体を動かせる人でないとできません。
  • 介護の仕事は重労働なので、その仕事に精神的に耐えられる人でないとできません。

これのどこに“誰でもできる”という要素が入っているのでしょうか?

つまり『介護の仕事は誰でもできる仕事である』というのは大きな間違いです。

不規則なシフトに耐えられる人でないとできない

介護の仕事はデイサービスなどを除くと不規則なシフトで働く場合がほとんどです。

朝5時に起きて7時までに出勤しなければいけない日もあれば、お昼くらいに出勤して夜まで働くシフトもあります。
場合によっては夜勤に入ることだってあります。

そんな不規則なシフトに耐えられるのは“誰でも”できることではありません。

朝早く起床し、不規則なシフトにも対応し、それでいて健康を維持できる人でないと介護の仕事は務まりません。

理不尽なことを受けても耐える精神力がないとできない

介護の仕事は認知症の高齢者やモンスター家族を相手に仕事しなければいけないこともあります。

時には殴られ引っかかれ、う○ちを投げつけられ、家族には理不尽なクレームを入れられる。
この仕事が“誰でも”できるわけがありません。

実際に「こんなキツイとは思ってなかったので辞めます」と言って退職していった人を介護歴10年の中で何人も見送ってきました。

このような現実があるのに『介護職は誰でもできる仕事である』と主張する方がおかしいのですよね。

よしあき

介護職は誰にでもできる仕事ではありません!

2|同じことの繰り返しではない

某就活サイトは『介護の仕事は同じことの繰り返しであるから底辺である』と主張しています。
しかし、本当に介護の仕事は同じことの繰り返しだから底辺職なのでしょうか?

答えはNOです。

介護職は毎日起こるトラブルに臨機応変に対応しなければいけない職種である

介護施設の日課自体は毎日のルーティーンであることは事実です。
しかし状況は毎日違います。
臨機応変に対応したりトラブルに対しての対応力も必要になってきます。

  • 昨日まで元気だった高齢者が急に体調不良になった。
  • 高齢者が転んでケガをしてしまった。
  • 介護職員から急に休みの連絡がありシフトの調整やフォローに入らなくてはいけなくなった。

など、毎日がトラブル続きです。

さらには某感染症のせいで多くの介護施設は対応に追われています。

つまり介護職は「毎日が同じことの繰り返しであるから底辺職だ」という某就活サイトの主張は論外ということになります。

仮に100歩譲って仕事が同じことの繰り返しだとしても底辺扱いにはならない


仮に同じことの繰り返してあったとしてもそれに耐えられる精神力というのは誰でもできる仕事ではありません。

何年も同じことが繰り返せる人は超人と言わざるを得ません。
こんなすごい人が集まっている業界が底辺な訳はありませんよね。

3|介護職がいることで幸せになっている人が多くいる

介護職が底辺ではない3つめの理由としては介護の仕事を通して多くの人に役立っているということです。

  • 高齢者は毎日を安心に暮らせる
  • 家族は安心して預けることができるので心配せず自分の生活や仕事に向き合える
  • その子供は親が安心して生活を送ったり働いているお陰で十分な教育を受けれる

こんな感じで介護の仕事は多くの人を幸せにしている職業です。

これが果たして底辺職なのでしょうか?
そんなわけはありませんよね。

本当の底辺職は他人を不幸にし、社会の役に立たない仕事である【2つの例】

本当の底辺職は他人を不幸にし、社会の役に立たない仕事である【2つの例】

では本当の底辺職とは何なのでしょう。
私なりに考えた底辺職の定義は次の2つです。

  • 他人を不幸にする仕事
  • 社会の役に立たない仕事

これが底辺職であると考えています。

悪質商法や詐欺などのブラックビジネス

悪質商法や詐欺などのいわゆるブラックビジネスが本当の底辺職です。

なぜなら他人に無価値なものを騙して売りつけ、それを生業にしているからです。
これでは社会の役に立っていないどころか人を不幸にさせるのでまさに底辺職であると言えます。

底辺職ランキングという記事を書く集客ビジネス

もう一つ底辺職を挙げるとすれば『底辺職ランキング』という記事を書き、その職業で頑張っている人達を侮辱し、お金を稼ぐような職業でしょう。

あろうことか「底辺職に就かない方法|抜け出す方法4つ」などという情報まで発信しています。

このような記事を書く職業は、頑張っている人を不幸にするだけでなく社会の役に立つどころかその業界の足を引っ張っています。

書かれた職種の人間からすれば大迷惑。
これこそが最底辺職であると言えるかと思います。

よしあき

ちょっと毒が出てしまいましたテヘペロ。

介護職が誇りを持って仕事に取り組むために覚えておいてほしいこと

介護職が誇りを持って仕事に取り組むために覚えておいてほしいこと

悩める介護士

介護は底辺職じゃないって思いたいけど、どうしても自信が持てないな・・。胸を張って仕事がしたいな。

こう思っている人はいませんか?

今回話題になった記事は関係なく以前から介護の仕事に自信を持てなくて「自分って底辺なんじゃないか」と思っていた人もいるかと思います。

そんな人へ介護の仕事に自信と誇りを持ってもらえる処方箋をお伝えします。

介護職が底辺だと言われても怒らない

まずは介護の仕事に自信と誇りを持って仕事をするようにしましょう。
自信と誇りがあれば例え笑われても今回のような記事を書かれても

悩める介護士

はいはい、どうぞ勝手に言っててください。

で済ますことができます。

「介護は底辺職だ」と言われてそれに対して怒ってしまうと介護職が底辺であることを認めてしまうことになります。

今後も底辺職だと言われることもあると思いますが、そんな時は笑顔でスルーするのが一番だと覚えておきましょう。

介護の仕事に自分なりに一生懸命打ち込む

悩める介護士

でも介護の仕事に自信と誇りを持つにはどうすれば?

これは目の前の仕事を一生懸命やることで徐々に自信と誇りが湧いてくるようになります。

具体的には・・・。

  • どうやったらもっと改善できるのだろう?
  • どうやったら早く出来るのだろう?
  • どうやったら高齢者の方が喜んでくれるのだろう?

とても地味ではありますが、これらを考えて考えて考え抜くことで介護士としての自信と誇りを手に入れられます。

悩める介護士

ん?どゆこと?

と思った方へイメージが湧きやすいようにレジ打ちが早いパン屋さんの話をご紹介します。

このパン屋さんの女性、動画を見てもらえれば分かりますが異次元のレジ打ちの早さですよね。
これはどうやったら早くレジが打てるようになるのかを考えし尽くしたからこそあのような速さを実現できたのだと思います。

そんな地味なことを追求していった結果・・。

  • お客さんに喜んでもらうきっかけになった。
  • 行列が起きなくなった。
  • お店の話題性につながった。
  • 結果売り上げが上がった。

これはとても誇れることですよね。

たかがレジ打ち・・・。
と思っていてはこの様に抜きんでることもできませんし自分の仕事に自信も持てないでしょう。

でも地味なことでも本気で取り組むからこそそこに価値が生まれ自信や誇りに繋がります。

もう一つ例を出すと、私の場合は過去の介護リーダー経験から「どうやったら介護施設の人間関係で悩まなくなるか」を勉強しこのブログ内でその情報を発信しています。

これは介護の職場で悩みやすい人間関係について発信することで1人でも救われる人がいたとするなら価値のあることだと思っているからやっています。

実際にこの活動は自分が胸を張って誇れることだと自信を持って言えます。

ですので介護士の読者様も何か1つでも良いので介護の仕事に対して本気で挑んで追求していってください。
これがゆくゆくは自分にしかできない価値のある仕事になりそして誇りになっていきます。

今回の記事で表面化したように介護職に偏見を持たれている事実は正直あります。
でもそんな声を鼻で笑うくらい介護の仕事に本気で取り組み突き抜けてください。

そうすれば誇りを持った介護士になれるのではないかと思っています。

よしあき

まずは自分が頑張りたいことを1個だけ見つけよう。

平均年収が低いからといって幸せになれない訳ではない

某就活サイトにて『底辺職のデメリットは低収入である』という趣旨の説明がありました。
確かに介護職の方は平均年収が低いです。これは異論がありません。

ですが、年収が低いからと言って底辺ではありませんし幸せになれないわけではありません。

確かにお金を持っていれば『選択の自由度』が増すので・・・。

  • 牛丼並盛→大盛にできる
  • 疲れたら仕事を辞めてしばらく休むことができる
  • 高額な医療を受けて元気になれる
  • 好きな趣味ができる

など自分の好きなように道を選んで生きることができます。
これは幸せなことです。

逆にお金がないと

  • 牛丼屋に行けない
  • 疲れても仕事を辞められない
  • 高額な医療が受けられない
  • 好きな趣味ができない

など、選択肢の幅が狭くなり不幸を感じる結果になります。

しかし、低収入だからといって幸せになれない訳ではありませんし、貯金ができないわけではありません。
介護職でも幸せを感じられるし、お金をジャリンジャリン貯めるだけの収入は確保できます。

お金がない=幸せになれないわけではない

人には『慣れ』というものが存在しますよね。
この慣れがある限り『お金を持っている=幸せになる』には直結しません。

  • ブランドの財布やバッグを買ったけど、一か月後には慣れてしまって新しい財布やバッグが欲しくなる
  • 1000万の車を買っても慣れてしまいさらに欲求を満たそうと2000万の車を買ってさらに・・

とお金を使っても自分の欲求を満たせるようになることは永遠にありません。

低収入はこんな贅沢はできませんよね。
しかし・・

  • 仕事終わりの一杯が旨い
  • ゲームしている時間が楽しい
  • 家族と楽しく暮らしている

こんな日常に幸せを感じることができればお金がないこと=デメリットにはなりえないのです。

よしあき

お金は所詮物を買う道具に過ぎない。大事なのはお金の使い方と日常にある幸せを感じられるかであって、お金を持っていることが幸せを感じることにはならないんだね。

低収入だからといってお金を増やす手段がないわけではない

悩める介護士

でもお金は無いより持ってた方がいいじゃん?

確かにその通りで、お金を持っていれば選択の自由度が増えるので幸せを感じられる可能性を高めることができます。

しかし、介護職でもお金をためて増やすことは現実的な方法で行うことができます。

詳しくは専門ではないので割愛しますが、ベストセラー本『サイコロジーオブマネー』という本にこんなエピソードが載っています。

アメリカの名門校を卒業しMBAを取得したのち大手金融機関で働くお金のエリートと地味な清掃員。
エリートは金使いが荒く破産してしまい、清掃員は約8億の資産を築いていた。

この2人の違いは散財したり豪遊してお金を粗末に扱ったか、お金を大切に扱いコツコツ貯めて堅実な投資で複利の力を使って増やしたかどうか。

たったこれだけの違いだったんですね。

つまり低収入の介護職であろうとお金を大事に扱って正しい知識を身に着ければ、お金に困って選択肢がなくなり不幸になることは無いですし、大きな資産を作ることだってできるのです。

あえてリンクは載せませんが、サイコロジーオブマネーについて詳しく勉強したい人は書店で買って読んでみてください。
介護職は必見です。

まとめ
お金というのは選択肢を増やすための道具に過ぎず、お金を持っているかは幸せを感じるかどうかにおいては関係がない。お金を持っていれば選択肢が増えるので幸せを感じられるが、高収入であることは関係なく介護職でもコツコツ貯めて複利で増やせばお金を大切にしない高収入の人間よりお金を溜められるし人生の選択肢も増える。

よしあき

介護職は低収入だからといって悲観的になることはないんだね。

100歩・・。いや1億歩譲って介護職が底辺だとしても自身を持とう

ここまで介護職は底辺ではないことについて解説してきましたが、やはり介護職や他11職種に関しては社会に偏見を持たれているという現実が浮き彫りになったと思います。

今後も介護職は底辺だと言われることもあるかもしれません。

しかし、仮に底辺職だとしても介護職の皆さんは自信を持って仕事をしてください。

底辺というのは三角形でいう基礎の部分にあたります。
基礎というのは上の大部分を支えている大事なところでもありますよね。

介護職の皆さんはこの日本という大きな国を一生懸命支えている縁の下の力持ちなんです。
介護職がいなければ困る人がいるだけでなく他の部分まで崩れてしまう誇れる職業なんです。

あのエジプトのピラミッドも約4700年もの間立派にそびえたっているのは基礎がしっかりしているからです。
それだけ底辺というのは大事なのです。

ですので1億歩譲って介護職が底辺だとしても自分たちの仕事に誇りを持ちましょう。
介護職はそれだけかけがえのない仕事なんです。

まとめ

まとめ

本記事では『【底辺職とは?】底辺の職業ランキング一覧』に選ばれてしまった介護職はホントは底辺じゃないよということをお伝えしたくて書きました。

  • 今、一生懸命介護の仕事を頑張っている人はそのまま頑張ってほしい。
  • これから介護の仕事をしようか検討している人へ介護の仕事は底辺ではないことを知ってほしい。

こんな思いで書きました。

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そして介護士は決して底辺ではなく素敵でやりがいのある仕事であることを広めていただければと思います。

以上
【悲報】介護職が底辺職ランキング12選に選ばれる|真っ向から反対します
でした。

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