- 介護士として働いているんだけど収入が全然上がらなくて困っている。
- 何かグッと収入を上げる方法はないかな？
- できれば再現性が高い方法が良いな。
こんな悩みを抱えている介護士さんはいませんか？
実は介護士としての収入を大幅に上げるためには『行動』が必須です。
なぜなら年に数回の人事考課で給与が上がったとしても雀の涙ほどの金額しか増えていかないからです。
このまま介護士としての収入が上っていかないと常に将来の不安を抱えて生きていかないといけません。
欲しいものも買えなければ贅沢もできない・・。
そんな人生って嫌ですよね？
昔の僕は月収23万という底辺介護士でした。
しかし、今回ご紹介する方法を使って『行動』した結果、たった1年で月収34万にまでアップさせることができました。
そこで本記事では・・。
介護士が月収30万円以上稼げるようになる再現性の高い方法
についてご紹介していきます。
この記事を読めば・・。
介護士としての収入を劇的にアップできる方法が分かる。
↓
実際に収入がアップする。
↓
欲しいものが買えるようになったり贅沢ができるようになったり将来の不安が無くなる。
という未来が手に入ります。
ぜひ参考にしてご自身の介護の仕事にお役立てください。
もくじ
結論からいうと以下の３ステップで介護士としての給与を10万円以上増やしました。
- 派遣介護士として信頼を獲得する
- 介護施設に正社員として欲しいと思わせる
- 給与交渉をする
つまり・・。
自分の介護士としての価値を限界まで高めて有利な条件を勝ち取る。
ということを実践したのです。
実際の写真がコチラ。(右の画像は給与明細ではなく交渉の末頂いた見積です。)
この画像を見ると実際に
月収236,371円から344.350円に増えています。
その差額およそ『10万と８千円』
これは『正社員を辞める→派遣社員として信頼を獲得する→交渉して再度正社員になる』という方法を実践した結果です。
なぜ派遣介護士から正社員になる方法がオススメなのかというと大きく分けて３つの理由があります。
介護施設は人手不足の状態。
ですので多少多めにお金を出してでも優秀な介護士を欲しがっています。
そんなニーズがあるのであなたが優秀な派遣介護士として介護施設に貢献するという実績を残せば普通に入職するよりも多くの収入を得られることになります。
もうひとつの理由としては介護施設が派遣会社に支払う紹介料が高いということ。
派遣会社にもよりますが介護施設が派遣会社に支払う金額は派遣介護士の給与＋20%～30%が相場になっています
つまり派遣介護士を受け入れている介護施設は給与の20%～30%も多く出費をしている訳です。
契約が終了したらそれで終わりの派遣介護士に働いてもらうために20%から30%も多く支払うのであれば、正社員になって貰って他の正社員介護士の給与の10%くらい多めに払う程度であれば歓迎という考えの介護施設も多いです。
だから派遣介護士から正社員を目指した方が収入が上がりやすくなります。
入職前に派遣介護士として自分の価値を高めておけば初任給からベテラン介護士の給料よりも高給取りになる可能性を高められます。
なぜかというと入職前に自分の介護士としての価値を高めておくことで『給与交渉』ができるからです。
一度入職してしまうと年に数回の人事考課でしか給与アップの機会がなく、上ったとしても雀の涙ほどしか給与が上がりません。
しかし、入職前に介護施設側に欲しいと思わせれば交渉次第であなたの給与希望額が通りやすくなるのです。
以上の３つの理由から『効率的に給料を上げるには派遣介護士から正社員になるのが一番早い』と言えます。
これは上記でご紹介した証拠の写真が示している通りです。
ですのでもし興味が湧いた方は以下の方法を試してみてください。
という人は僕が介護施設の面接で聞かれた９つの質問｜年12万円得する回答法【転職者向け】という記事が参考になります。
派遣介護士を利用して給料を上げる具体的方法は以下の５ステップです。
- 派遣介護士として自分の仕事を100%こなす
- 介護施設長と信頼関係を結ぶ
- 正社員になって欲しいと言われるのを待つ
- 交渉を開始する
- 派遣契約が終わってから入社する
まずは後々に良い条件を引き出しやすくするために派遣介護士として自分の仕事を100%こなして信頼を積み上げていきましょう。
- 自分に与えられた役割やケアを正しい方法で行う
- 自分の仕事に最後まで責任を持つ
- ミスをなくす(起きてしまったら反省し改善)
- 早く細やかな報連相
- 遅刻早退をしない
地味ですがこれらを愚直に行っていくことで徐々に同僚職員や入居者からの信頼度を高めていきましょう。
新人職員はなぜ介護職の新人は先輩との人間関係が最重要なの？理由と３つの対策法という記事を参考に仕事をしていければさらにグッドです。
もう一つ重要なのは給与決定の責任者である介護施設長からの信頼を獲得することです。
いくら同僚介護士や入居者からの信頼を集められても給与に反映されないと残念ですよね。
だから給与決定者の介護施設長からも信頼を得ていく必要があります。
具体的な方法は【介護職必見】最悪な上司との人間関係ストレスを無くす６つのポイントという記事の介護施設の上司との人間関係を改善する６つのポイントという章で解説しています。
介護施設の同僚、利用者、そして施設長との信頼関係を積み上げつつ『正社員にならないか？』という言葉が来るのを待ちましょう。
上記で解説した通り介護施設は優秀な介護士に社員になって欲しいと思っています。
さらに介護派遣を利用している介護施設は慢性的な人手不足の場合がほとんど。
ですのであなたが信頼を積み上げて優秀な介護士であることをアピールできていれば介護施設から正社員への声掛けが必ず来ます。
声がかかりやすいように『今いい条件のところがないか探し中なんですよねー。』と雑談の中でボソっと言ってみるのも良いかもしれません。
正社員への声掛けがあったらいよいよ給与交渉の開始です。
この段階ではある程度介護施設長との信頼関係が構築されているハズなのであとは以下の点を押さえて給与交渉をしましょう。
- 他にも候補がある事をチラつかせる
- でも条件によってはこの介護施設で働いても良いと伝える
- 少し条件を盛って提示し様子をうかがう
これらを実践して自分の希望する給与条件を獲得しましょう。
最後に派遣介護士としての契約期間を全うしましょう。
注意点としては派遣会社に派遣先の介護施設に入社すると伝えることはしないように。
なぜかというと『あの介護施設は派遣社員を引き抜こうとするから派遣しなくないな』と思われないようにするためです。
もし派遣介護士を辞める理由を尋ねられたら家庭の事情などと説明しておけばOKです。
そして最後に忘れず派遣元の担当者に感謝の気持ちを伝えましょう。
しかし、実は今回ご紹介した方法は万能ではありません。
あなたが損して失敗しないためにデメリットをご紹介しておきます。
この方法を実践するには今勤めている介護施設を退職することになるのでボーナスを２回分損する可能性があります。
例えば１月１日時点で所属している正社員介護士に対して夏のボーナスが支払われる介護施設があったとします。
この場合、今勤めている介護施設を10月や11月などに退職したら冬のボーナスも受け取れず次の夏のボーナスも受け取れないという事態になってしまいます。
実践するなら今勤めている介護施設のボーナスを受け取った直後にしましょう。
実践する際におススメしたい具体的なスケージュールとしてはこんな感じ。
今勤めている介護施設のボーナスを受け取ります。
ボーナスを受け取ったら退職願を提出し退職します。
退職後に速やかに派遣介護士として働けるように、退職願を出してから実際に退職する日までの間に派遣会社に登録だけしておきます。
上記で解説した方法を実践して信頼を積み上げ優秀な介護士であることをアピールしましょう。
次の次のボーナスを受け取るために半年以内に正社員として雇用してもらうことを目指しましょう。
この様なスケジュールで行動すれば最低限の損(ボーナス１回分の損)で済みます。
そもそも派遣介護士は時給が高いです。
- 【正社員】時給換算1547円(ボーナスや手当を含んだ年収：312万)
- 【派遣社員】平均時給1394円(年収：282万円)
参考>>民間給与実態統計調査結果
このデータを見るとやや正社員には劣るものの大幅に低くなることはありません。
ですのでゆっくり派遣介護士として信頼を獲得していきましょう。
もう一つのデメリットとしては派遣介護士に頼っている施設は雰囲気が悪い可能性があるということです。
もし働きやすくて快適な介護施設であれば人手不足になる可能性は低く派遣介護士にも頼らなくて済むはず。
ということは派遣介護士を受け入れてい時点で何かしら職場環境に問題がある可能性があるということです。
とはいえ派遣介護士として自分の目で判断したうえで入職できるのでこのデメリットのリスクは極限まで抑える事ができます。
この方法は優秀な介護士として信頼されるというのが前提としてあります。
ですので介護経験が浅い人はこの方法を使うのは現実的ではありません。
できれば・・。
- 介護福祉士の資格保持
- 現場のリーダー経験あり
くらいの実績があれば心強いです。
しかし実は給与が上がるというメリット以外にも上記のデメリットを軽く打ち消すほどのメリットがあります。
今回ご紹介した方法を使うと自分にピッタリな介護施設かどうか入職前に分かるという大きなメリットがあります。
- 残業時間外労働の有無または多さ
- 人間関係の雰囲気
- 上司の人柄
など、実際に入職してみないと分からない情報ってありますよね？
しかし、派遣介護士であれば気軽にお試しができるのです。
仮にもし『自分に合わないな』と思って辞めても履歴書に傷や空白をつけることなく色々な介護施設を見て回れます。
ですので『せっかく入職したのに人間関係が最悪で失敗した・・。』という後悔をせずに済むのです。
また、信頼関係を構築してから入職できるため普通に入職するよりも自分の希望を通しやすくなります。
例えば・・。
- 係や委員会
- 配属先
- 早番多めや夜勤専門など
などの自分が希望する条件を通しやすくなります。
つまり『正社員になったけど入る介護施設を失敗してしまった・・。どうしよう。』
という事態を限りなくゼロにできるのです。
これは直接入職する際には得られないかなり大きなメリットと言えます。
今回ご紹介した以外にも収入を増やす方法は存在します。
- 介護福祉士の資格を取得する
- キャリアアップを目指す
- 夜勤に入る回数を増やす
- 副業をする
介護福祉士の資格を持っていれば収入を増やすことができます。
実際に無資格の介護士の全国平均月収と比べて見ると・・。
- 無資格の介護士→27万5,920円
- 介護福祉士→32万9,250円
この通り5万3,330円ほどの差が生まれていることが分かります。
ですので介護の仕事を長期的にやりたいと思っている人は介護福祉士の資格取得を目指しましょう。
ちなみにかいご畑という介護専門の転職サイトに登録をすれば約14万円ほどする介護福祉士の資格取得の費用をすべて負担してくれるので活用すると損せずに済みますよ。
介護の仕事を続けてキャリアアップすることで給料を増やすという方法もあります。
介護士が目指せるキャリアアップは以下の通り。
- 現場の介護リーダー
- ケアマネージャー
- 介護施設の管理職
まずは現場で学びつつ介護リーダーを目指すように頑張ってみましょう。
夜勤に入る回数を増やすことでも収入アップが期待できます。
夜勤手当の相場がだいたい１回5000円～8000円のところが多いので、夜勤専門介護士になれば月収５万円～８万円アップも可能です。
さらにいうと、夜勤専門の派遣介護士として信頼を獲得したのちに、夜勤専門の正社員になれれば上位10%の高収入介護士になる事もできます。
夜勤は眠くてシンドイというデメリットはあるものの、新たに勉強する必要もなく即実践できるのがメリットです。
副業をする事でも収入を増やすことができます。
ノースキルから挑戦できて、将来需要のあるスキルが身に付く介護士におすすめの副業に関しては介護士にオススメの副業７選【将来不安なら稼げるスキルを身に着けよう】という記事で解説しています。
副業である程度収入を得られるようになれば介護の仕事に依存しなくても済むようになるのでメンタル的に非常にラクになるのでオススメの方法です。
本記事でお伝えしたかったことは
地道に勤続年数を伸ばしてコツコツ収入を上げていくよりも派遣介護士として介護施設を体験しつつ信頼を獲得し交渉をすれば一気に10万円以上収入を上げる事が可能。
ということです。
しかも収入を上げる以外にも『自分に合った介護施設を実際に体験して選べる』という大きな恩恵を得られます。
今回ご紹介した方法をぜひ実践してほしい人はこんな人です。
この方法をオススメしたい介護士さんはこんな人
- 給与を大幅にあげたいと思っている人
- 今の介護施設に不満がある人
- 人間関係や労働の多さにウンザリしている人
- 将来的に希望する条件通りに働きたいと思っている人
- 今の介護施設ではどうしても自分の希望通りに働けないと悩んでいる人
こんな人はぜひ今回ご紹介した方法を実践しましょう。
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以上
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でした。
