悩める介護士
悩める介護士
と心配で悩んでいませんか?
悪口や陰口を言ってくる介護職員は100%間違いなく悪です。
しかし、その人達が悪だからといって仕返しをしたりすればあなたも悪になってしまうばかりか余計に相手からの攻撃が激しくなることになり根本的な解決には至りません。
だからといってこのまま何もせずに堪えるだけでは、そのうちメンタルが壊れてしまいます。
悩める介護士
同僚介護職員からの悪口や陰口を自分の行動によって黙らし、仮に言われたとしてもノーダメージで済ませられるような考え方を身につけることが大事になってきます。
そこで本記事はこんな内容でお送りします。
- なぜ介護施設で悪口や陰口が発生してしまうのか。
- 悪口や陰口のターゲットにされてしまいがちな人の特徴
- 悪口や陰口の悩みを解決する方法
- パワハラの被害に発展してしまった時の対処法
この記事を読めば悪口や陰口を言われても気にすることなく自分らしく仕事ができるようになり、同僚からの信頼も獲得し、楽しいストレスフリーな介護士ライフが送れるようになります。
ぜひ参考にしてご自身のお仕事にお役立てください。
もくじ
悩める介護士
と思う方いるかもしれませんが、介護施設だからと言って特別悪口や陰口が多いわけでもないし少ないわけでもありません。
悪質さに程度の違いはあれど、全体の2割ほどは悪口や陰口をする職員が存在しています。
学校のクラスでも少数ではありながらも同級生の悪口や陰口を言いふらしている人っていましたよね。
介護施設も学校と同じくらいの多さだとイメージしてもらえれば大きな間違いはないのではと思います。
なぜ介護施設で同僚の悪口や陰口が発生してしまうのかというと様々な理由があります。
- 嫉妬の感情があるから
- 自分の優位を示したい感情があるから
- 介護施設の環境
自分が持っていないものを持っている相手に対して“羨ましい”と感じることってありますよね。
その羨ましいという感情が妬みという感情に変わってしまい悪口や陰口に発展してしまうことがあります。
- 若い→若いのが羨ましい
- 異性から好かれやすい→モテるのが羨ましい
- 幸せそう→順風満帆そうで羨ましい
こんな自分には無いものを持っているのだから相手を困らせて引きずりおろしてやろうという感情から悪口や陰口になっていきます。
悩める介護士
悪口や陰口を言う介護職員は自分が攻撃をされたくないから自分の方が立場が上であると示すためにやっているパターンもあります。
自分が攻撃をして相手が苦しんでいる様子を見ると優越感に浸ることができて安心するのでしょう。
しかも、弱い相手(静かなタイプの介護職員)へ攻撃をすれば反撃がないと分かっているので、かなり悪質です。
よしあき
また、介護施設自体に問題がある場合や独特の環境によって悪口や陰口が引き起こされることがあります。
- 人手不足や重労働によりストレスが溜まりやすい環境である。
- 様々な性格や価値観を持った人が在籍している。
- 外から内部が見えることなく悪口や陰口があっても見て見ぬふりをする社風がある。
- 相談窓口が無い。またはあっても機能していない。
などが原因になることがあります。
さらに詳しくはなぜあなたの介護施設の人間関係は悪くなるのか|13の理由と解決法という記事にまとめてありますので参考にしてみて下さい。
他にも悪口や陰口を言われてしまう側にも原因がある場合が多いです。
- 無意識に同僚が嫌がることをしてしまっている可能性がある人。
- 仕事ができなかったり遅かったりして周りの職員をイライラさせてしまっている人。
- 物静かで反撃をしてこないと思われている人。
自分が無意識に同僚が嫌がることをしてしまっている可能性があります。
具体的には・・・。
- 注意されても相手の話を聞かない。
- マウントを取るために自分の凄さをアピールする。
- 自分が正しいと思い込み無理に意見を押し通そうとする。
これらは人間関係を壊す絶対にやってはいけない事として心理学の世界でも証明されています。
他にも無意識にやってしまいがちな人から嫌われる行動もあるので介護職は変な人が多い!?嫌われる性格の悪い介護職の特徴と対策法という記事でチェックしておくと良いかもです。
仕事にうまくついていけず周りの職員をイライラさせてしまっているパターンもあります。
仕事が遅かったり抜けがあると周りの職員の負担が増えたりして
怒る介護士
となってしまうからです。
車を運転していても前の車がフラフラしていたりノロノロしているとイラっとすることありませんか?
それと似たようなことを無意識的にしてしまっているから悪口や陰口に繋がってしまっているかもしれません。
どんな介護施設にも1人はいる静かなタイプの人。
こんな人も悪口や陰口のターゲットにされやすいです。
静かな人に何を言っても反撃してくることがないと分かっているので非常に悪質です。
これらに少しでも心当たりがある人は以下の対処法を試していきましょう。
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悪口や陰口を言われると「嫌だな。またかよ・・・。」という気持ちが先行してしまって内容まで入ってこないことがあると思います。
しかし、『悪口や陰口を言われるということは言われる自分になにか原因があるのでは?』と冷静に振り返ってみることが重要です。
確かに言われた方は「あんなヤツの言うことに従うのはシャクだな」と思うかもしれません。
しかし、実は悪口や陰口の中に自分を改善させるヒントが隠れているかもしれません。
自分を改善させることができれば悪口や陰口の種をなくせるので自然と攻撃される回数が減っていくことになります。
悩める介護士
悪口や陰口を言われてもあなたがやったこと(やらなかったこと)をネタに言われているだけであって、人間性まで否定されているとか介護士としての素質が無いんだと自信を無くす必要はありません。
ですので悪口を言われても改善すればよいだけだと思って前向きに仕事に取り組んでいきましょう。
よしあき
言われたことは素直に反省することができたら、次は言ってきた相手を見返すくらいの実力をつけられるように仕事に打ち込みましょう。
なぜかというと自分が仕事ができる介護士になることで相手からの悪口や陰口に繋がるタネをなくすことができるからです。
また、周りからの信頼を集められるようになる(味方が作れる)ので周りからの評価や職場での立場が上になれるという理由もあります。
さらに、もし悪口や陰口を言われたとしても・・。
怒る介護士
という職場の空気感も作れます。
思い返してみると確かに仕事がデキたり頑張って努力している介護士さんに対して悪口や陰口を言っている人はあまり見ないですよね。
ですので仕事に打ち込んでデキる介護士になって周りからの信頼を集められれば悪口とは無縁の無敵の介護士になることができます。
よしあき
悩める介護士
と思った人は仕事を頑張りつつ悪口などの攻撃をスルーできるようになる知識を身に着けておきましょう。
具体的な方法としては次のようなものがあります。
- 嫌われたとしても問題ないと思って開き直る
- そもそも介護施設は“たまたま”一緒に働くことになった人たちのあつまりなのだから変な人がいるのも仕方がないことだと思う
詳しくは以下の記事で解説していますので参考にしてください。
もう一つあなたにとって心強い味方になってくれる詩をご紹介しておきます。
アニューラよ
ダンマパダ怒りの章
これは昔にも言うことであり今に始まることでも無い
沈黙している者も非難され多く語る者も非難され
少し語る者も非難される
この世に非難されない者はいない。
ただそしられるだけの人
また、ただ褒められるだけの人は
過去にもいなかったし、未来にもいないであろうし、現在にもいない。
この章の意味は。
どんな人であっても悪口や陰口は言われるもの。
逆に言われていない人なんて過去にも未来にも現在にもいない。
人ってそういう物だからそんなに気にすることないよね。
ということです。
実際に好感度の高い芸能人でもちょっとネット内を探せば悪口などカンタンに見つかるものです。
ですのであなたが悪口や陰口を言われるのはあなたが変だからという訳ではありません。
誰でも悪口や陰口を言われているんです。
こう思うとちょっと気持ちがラクになりませんか?
仕事に入る前などにこの詩を思い出してみてちょっとだけでも勇気をもらってから仕事に入るようにしてみてください。
そうすればだんだんと悪口や陰口への免疫力がついてきます。
よしあき
悩める介護士
確かにちょっと悪口や陰口程度であればまだしも、度を越えてパワハラにまで発展してしまうこともあります。
そんなときの対処法をお伝えしていきます。
悪口や陰口を超えた暴言とは以下の3パターンが考えられます。
- 【人格への攻撃】あなたの本質的な部分や容姿の批判、頭が悪い、性格がひねくれている、ブサイク、など。
- 【ネガティブで乱暴な言葉】バカ、アホ、お前じゃ無理、菌がつくから触るな、など。
- 【プライベートや家族への批判】お前じゃ彼氏(彼女)なんて作るの無理、親もどうせバカなんだろ、育ちが悪い、など。
これらは仕事になんら関係のない悪口は度を越えていて単なる悪口では済まされません。
立派なパワハラに該当します。
上記では言われたことを反省しましょうとお伝えしましたが、これらについては真に受けないでください。
自分に問題はなく相手に問題があると考えましょう。
反論すると相手の思うツボです。
粛々と次のステップに進みましょう。
よしあき
上司へ相談することで悩みがラクになる可能性もあります。
上司へ相談することで
- 悩みを聞いてくれる
- シフト調整や部署の移動をしてくれる
- 悪口や陰口を言ってくる人へ注意してくれる
など解決に近づく可能性があります。
詳しい上司への相談方法はこちらの記事で解説しています。
悪口などの暴言を証拠に押さえておくと上司に相談する時やさらにその上の上司に相談する時に役に立ちます。
仮に上司に相談しても問題視してくれなかった場合は第三者に相談するという選択肢も出てきますが、そんな時でも証拠があるとスムーズに話を進められます。
- メモまたはボイスメモを録っておく
- 目撃者を押さえておく
などが証拠になりえます。
あなたの人格を攻撃してきた相手の証拠を押さえておくとそれだけでも心に余裕が出てきたりします。
ですので、どうしても許せない暴言を言ってくる人がいたらちょっとずつ証拠を集めておきましょう。
悪口や陰口で悩んでいて上司へ相談しても解決がしないようであれば転職という選択肢も視野に入れておきましょう。
とはいえ転職先でもまた同じように悪口や陰口の被害に合うのは絶対に避けたいですよね。
ですので同じ失敗をしないために十分注意して新しい職場を選んでいく必要があります。
同じ失敗は2度としないホワイトな介護施設の選び方は以下の通り。
- 求人情報がたまにしか出していないか。
- 求人情報や施設情報が詳細かどうか。
- 適正な条件かどうか。
頻繁に求人を出している施設は、慢性的な人手不足に悩んでいる可能性が高いです。
ですのでたまにしか求人情報を出していないレアな介護施設を狙うとホワイト介護施設を引き当てられる可能性が高くなります。
とはいえ・・。
悩める介護士
と思ってしまいますよね。
ですが、介護専門の転職サイトや求人情報サイトに登録しておくと担当者があなたにピッタリの介護施設を探してきてくれますので積極的に利用してみると失敗を避けることができます。
ホームページに求人情報や施設情報が詳細に記載されている法人は、施設の運営体制がしっかりしている傾向にあります。
なぜなら積極的に情報を公開して発信していく姿勢が自社の活動に自信をもっている証だからです。
逆に求人情報や施設情報という大事な情報を詳細に記載していないのに、中身がきちんとしているとは考えにくいです。
例えば・・。
A施設
- 待遇に関して細かく書かれている。
- 職場の写真や職員の顔が何枚も紹介されている。
- 職員のコメントが掲載されている。
- 運営情報や法人ブログなどがまめに更新されている。
- 法人運営のSNSがある。
B施設
- 最低限の待遇しか記載されていない。
- 施設の外観や部分的なところしか掲載されていない。
- 職員のコメントどころか運営者の顔すら分からない。
- ホームページがほとんど更新されていない。
- SNSの活動はしていない。
この2つを比べてどちらが良いかは言うまでもありません。
ですのでホワイトな職場で働きたいのであれば積極的に情報を公開している活気ある介護施設を選ぶようにしましょう。
給与が異常に高い『釣り求人』を掲載している介護施設はNGです。
高い給与をぶら下げているのは人手不足が深刻で、とにかく早く人を集めないと運営していけない状況である可能性があるからです。
例えば、『未経験歓迎!手取り35万!残業なし!』のような求人です。
そもそもホワイトな介護施設であれば退職する人も少ないので釣り求人を出す必要はありません。
普通に正直な情報を素直に出すはずです。
ですので他の求人と比べて異常に高い求人を出しているところに関してスルー推奨です。
介護施設での悪口や陰口は必ず解決することができます。
その根本となるのは“相手から攻撃されるスキがなくなるくらい自分の仕事に集中してデキる介護士になること”です。
もしくじけそうになったら上記で紹介したダンマパダ怒りの章を繰り返し読んでみて下さい。
そうするとだんだん自分の心を上手に守れるようになっていきますよ。
以上
よしあき