悩める介護士
悩める介護士
こんな悩みはありませんか?
介護士が高齢者に好かれて良い人間関係を作っていくことは非常に重要です。
もし高齢者に嫌われてしまったら自分の言うことを聞いてくれなくなったり嫌みを言われたりなどで
悩める介護士
となってしまい毎日が辛くなってしまいます。
できることなら高齢者に好かれる介護士になって楽しくストレスなく仕事をしていきたいと思いますよね。
私も介護歴約10年の中で失敗しトラブルになってしまい仕事に行きたくないと思ってしまった経験が何度かあります。
しかし今ではお兄さん大好きと言われて逆に困ってしまうくらい好感度をアップさせることができるようになりました。
そこで本記事では難しいことは一切なしの誰でもカンタンにできる高齢者に好かれる人間関係の作り方を解説していきます。
この記事を読めば高齢者から信頼される介護士になる方法が分かり、今までの悩みも無くなって楽しく低ストレスで介護の仕事ができるようになります。
ぜひ最後まで読んでご自身の介護の仕事にお役立てください。
もくじ
高齢者に好かれる介護士になって良い人間関係を作っていくために以下のことを意識して仕事に取り組んでいきましょう。
- 高齢者の情報を把握しておく
- 低いトーンでゆっくりハッキリ話す
- 分かりやすい言葉使いで話す
- 聞き役に徹する
- 共感を示す
- 敬う気持ちでコミュニケーションを取る
- どの高齢者にも分け隔てなく接する
高齢者と良い人間関係を作るには基本的な情報を把握して良いコミュニケーションに繋げていくことは必須になります。
- フルネーム
- 年齢
- 家族構成
- 趣味
- 昔の職業
- 好きな食べ物
- 好きな音楽・・・他
などの高齢者の情報を把握しておくと話題のきっかけになります。
よしあき
高齢者と会話するときは低い声のトーンでゆっくりハッキリと話すようにしましょう。
高齢者は高い周波数の音は聞こえにくい傾向があります。
ですのでなるべく低いトーンで話した方が会話の内容が伝わりやすくなります。
また、早口で話したりボソボソした声で話しかけても高齢者は何を言っているのか理解できません。
“ゆっくりハッキリ”を意識してコミュニケーションを取っていきましょう。
よしあき
分かりやすい言葉で話しかけないと高齢者は理解ができません。
ですので高齢者の分かりやすい言葉を使ってコミュニケーションを取っていきましょう。
特に介護の仕事は
- トランス
- 移乗
- 口腔ケア
- 嘔吐嘔気
- 清拭
など無意識に様々な専門用語を使いますので高齢者の方には理解が難しいです。
ですので「ベッドへ移ります」「歯磨きをします」などカンタンな言葉を選んで会話をするようにしましょう。
さらに深堀りするとその高齢者個人が良く使う言葉を選んで会話に組み込めればなお良しです。
私の場合ですと
- 靴下のことを足袋(たび)と言う人がいるので自分も足袋という言葉を使う
- カーテンのことを幕と言う人がいるので自分も幕という言葉を使う。
- ハンガーのことを衣紋掛け(えもんかけ)と言う人がいるので自分も衣紋掛けという言葉を使う。
など日々の介護現場で実践しています。
高齢者からすれば昔の輝いていた時代に使っていた親しみある言葉(老人語)を介助者も使ってくれると親近感から好感度がアップするのでおすすめです。
よしあき
高齢者とコミュニケーションをとる時は聞き役に徹するようにしましょう。
聞き役に徹することで高齢者から好かれる介護士になることができます。
逆に自分だけ喋るのはNG。
相手がなかなか喋らなくても言葉を待つくらいのスタンスで接するようにしましょう。
介護施設を利用している高齢者は椅子や車椅子やベッドで過ごしていることが多いです。
ですので職員の目線の方が上になりがちになり偉そうな印象を与えてしまうことに。
ですので目の高さを合わせて高齢者を敬う気持ちでコミュニケーションを取っていきましょう。
よしあき
高齢者と会話する時は共感を示してあげられるように会話を聞くようにしましょう。
共感を示してあげられると高齢者は安心してくれるだけでなくこの人は私の話を理解してくれる人だと思われて好感度や信頼度アップに繋がっていくからです。
人間関係を良好にするための共感を示すコミュニケーション方法は大きく分けて2種類あります。
- 言語的コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)
- 非言語的コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)
の2つです。
言語的・非言語的コミュニケーションとは?
(※1)介護保険・介護福祉用語辞典
言語的コミュニケーションは発信者が言葉を使って相手と会話することをいい、この場合、発信者の声に出した言葉の意味と発信者の心情が相手に伝わる。一方、言葉は使わなくても、ジェスチャーや合図等で相手に発信者は心情を伝える場合がある。これを非言語的コミュニケーションという。
言語的コミュニケーションで共感を示すには
- 高齢者の話した言葉を繰り返し使う(オウム返し)
- 「それは大変だったね」「それは嬉しいね」と高齢者の気持ちを代弁する
などがあります。
こうすることで「あの介護士さんは私のことを分かってくれる人だ」と感じてあなたの好感度や信頼度がアップします。
非言語的コミュニケーションで共感を示す方法は
- 楽しい話なら一緒に笑顔になる
- 嬉しい話ならバンザイをして一緒に喜ぶ
- 悲しい話なら一緒に悲しい顔をして声をトーンダウンさせる。
など表情や声のトーンや身振り手振りを使って相手の喜怒哀楽に合わせていきます。
そうすることで言葉で共感を示す以上に高齢者からの信頼を獲得することができるようになります。
なぜなら人間は非言語的なことから多くの情報を得ている生き物だからです。
実際にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンは・・
メラビアン
という研究結果を出しています。
特に高齢で言語能力が低下している方の場合は言葉よりも表情や声のトーンに敏感ですので介護の現場では非言語的コミュニケーションは特に重要になってきます。
だから非言語的コミュニケーションでの共感を示すことが高齢者と良い人間関係を作っていく上でとても重要になってくるのです。
よしあき
介護施設に入居している高齢者はお客様であり人生の大先輩です。
ですので良い人間関係を構築していくには敬う気持ちを忘れずに接することも重要です。
仕事へ行けば毎日顔を合わせますのでいつの間にか敬う気持ちがなくなってしまうことがありますよね。
しかし、敬う気持ちを忘れてしまうと様々な人間関係のトラブルやクレームに発展してしまうことがあるので注意が必要になります。
- タメ口はせず、尊敬語・丁寧語・謙譲語を使う
- 子ども扱いしているような言葉は使わない(ちゃん付けで呼ばない可愛いと言わないなど)
- 偉そうにしたり命令口調で話さない。
などに注意してコミュニケーションを取っていきましょう。
よしあき
どの高齢者にも分け隔てなく接することも重要です。
介護士である前に一人の人間ですので好きな高齢者や嫌いな高齢者がいるのは仕方のないこと。
ですが好きな高齢者にばかり贔屓して、嫌いな高齢者には塩対応するのはNG。
高齢者は介護士が思っている以上に介護士たちの仕事ぶりを見ています。
そんな状況で対応に差が出てしまうと・・・。
おばあちゃん
と思われて信頼を失ってしまうかもしれません。
逆に、皆に平等に優しく接することができれば高齢者はあなたに安心感を抱いてくれるようになります。
苦手な高齢者の対応は嫌だなと思ってしまうのは理解できますが、そこは介護のプロとして頑張っていきましょう。
高齢者と良い人間関係を作っていく方法は以下の通りです。
- 高齢者の情報を把握しておく
- 低いトーンでゆっくりハッキリ話す
- 分かりやすい言葉使いで話す
- 聞き役に徹する
- 共感を示す
- 敬う気持ちでコミュニケーションを取る
- どの高齢者にも分け隔てなく接する
これらに気を付けてコミュニケーションが取れば高齢者から好かれる介護士になることができます。
よしあき
認知症の高齢者と接するには認知症という病気について正しく理解しておくことが必要です。
そもそも認知症とは・・・。
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
(※2)厚生労働省|みんなのメンタルヘルス
- 記憶(記憶障害)さっき話したことや物をしまった場所を忘れる。
- 注意(注意障害)注意力や集中力が低下する。
- 言葉(言語障害/理解力の低下)言葉が出なくなったり、相手の話が理解できなくなる。
- 日付・場所(見当識障害)今日が何年何月何日で、今いる場所も分からなくなる。
- 計画・実行(実行機能障害)順番に事を実行することが難しくなる。
こんな症状があります。
つまり一言にまとめると認知症の高齢者の心はとても不安定ということ。
そんな不安定な心の持ち主であるということを念頭に置いてコミュニケーションを取っていく必要があります。
具体的には以下の5つを意識して会話をするようにしましょう。
- すべて受け入れる
- 怒らない
- 目線を合わせる
- 急かさない
- 嘘でごまかそうとしない
認知症の高齢者とコミュニケーションを取るときは相手の言葉をすべて受け入れるようにしましょう。
逆に否定をしてしまうのはNG。
否定をしても認知症の方は理解ができないだけでなく自分の訴えを受け入れてくれなかったと思い傷ついてしまいます。
介護の現場でよくある例だと・・・。
おばあちゃん
と何度も訴える認知症の高齢者がいます。
これは病気によって記憶や言語能力が低下しているので同じ話を繰り返したり物を盗られたと妄想をしてしまうのです。
そんな時に「物を盗るわけないでしょ。」と否定してしまうと高齢者の心は傷ついてしまいます。
ですので訴えを受け止めて傾聴するようにしましょう。
よしあき
介護士も人間ですから認知症の高齢者と接しているとついイライラして怒りたくなってしまうことはありますよね。
ですが本当に怒って叱りつけるのはNG。
なぜかというと怒られた内容は覚えてはいないものの、怖かったびっくりしたなどの感情は覚えているので・・・。
おばあちゃん
と落ち込んでしまうことになります。
そうすると高齢者と介護士の信頼関係を作っていくことは難しくなってしまうだけでなく認知症の進行すら早めてしまう結果になってしまいます。
- さっきご飯食べたでしょ。
- さっきトイレに行ったでしょ。
と怒るのではなく、傾聴してその訴えに耳を傾けてあげましょう。
関連記事>>【6秒で解決】介護施設の嫌な利用者にイライラする原因と対策法5選
傾聴をする時に大事なのは“ゆっくり聞きますよ”という姿勢を見せることです。
その姿勢を感じることで高齢者は安心します。
具体的には
- 腰を下ろして目線を合わせる
- 手を握ってあげる
- 大きくうなずく
などを行うようにしましょう。
そうすればただ話を聞くだけよりも高齢者は安心してくれるようになります。
よしあき
認知症の高齢者がマイペースで行動していても「早くして」と急かさないようにしましょう。
高齢者は自分のペースで生活しています。
そのペースを乱そうとしてしまうとトラブルの元となってしまいます。
介護現場でよくあるのは・・・。
- もうご飯の時間だから早く起きてください。
- もうお膳を下げるので早くご飯を食べてください。
と急かしてしまう場面が多くありますよね。
しかし、このような場面で急かすと高齢者は自分のペースを乱されたと思って怒ったり悲しんでしまいます。
だから急かすのではなく高齢者のペースに任せるようにしましょう。
よしあき
認知症の高齢者の訴えに対して嘘で誤魔化してやり過ごそうとするのはNG。
黒い人
と思ってその場しのぎの嘘の情報を伝えても高齢者が安心することはありません。
おばあちゃん
と訴えに対して
黒い人
という返事ではなく
介護士
と高齢者の気持ちを深堀りして聞いていきましょう。
そうすれば
おばあちゃん
などの心配事を話してくれるかもしれません。
そんな心配事に対して傾聴してあげることができれば高齢者は安心してくれます。
よしあき
認知症の高齢者と良い人間関係を作っていくには以下の○つに注意してコミュニケーションを取っていきましょう。
- すべて受け入れる
- 怒らない
- 目線を合わせる
- 急かさない
- 嘘でごまかそうとしない
これらに気を付けて認知症高齢者と接していけば自然と好かれる介護士になっていきます。
よしあき
悩める介護士
確かに実際の現場では時間も限られますし、いろいろな高齢者がいますし、認知症の症状も様々ですので上手くいかないことは多くありますよね。
そんな現場でよくある高齢者との人間関係の悩みの対策法をご紹介していきます。
怒る介護士
と思ってしまう人もいるかもしれません。
そんな介護施設で勤めている方は傾聴ボランティアさんを招いてみると良いかもしれません。
傾聴ボランティアさんに頼むことで高齢者はゆっくりとお話を楽しむことができます。
そうすることで生活の中での楽しみが増えたり活力を取り戻すきっかけになったりするので介護職員の負担軽減以外にも良い効果が期待できます。
傾聴ボランティアはお住まいの地域のシルバーセンターなどから派遣してもらえます。
詳しくは【地域名+傾聴ボランティア】で検索してみて下さい。
よしあき
悩める介護士
のように頑固で話を聞かない方もいますよね。
なぜ高齢者が頑固になりがちなのかと言うと自分の方が介護士よりも長く生きているし経験も積んできているという自負があるので若造の話など聞くものかというプライドがある場合が多いです。
そんな話を聞かない高齢者に困ってしまったら・・・。
- 医者というワードを出す(医者という威厳性に弱い方がいる)
- なぜ嫌なのかゆっくり時間を取って傾聴する。
- 人を変えて対応する。
- 時間を空けて再度対応する。
などの対策法が考えられます。
無理に話を聞かそうとするのは逆効果なのでNGです。
よしあき
怒る介護士
のように、介護の仕事をしているとついついイライラしてしまうこともあると思います。
- 何回も繰り返しトイレへ行く。
- 何回もナースコールを鳴らす。
- 立てないのに何度も立とうとして仕事ができない。
などイライラしてしまう要素はたくさんありますよね。
ですがそこでイライラを爆発させてしまうと問題になってしまいます。
ですので上手に解消させる方法を学んでおきましょう。
長くなってしまうので詳しくは【6秒で解決】介護施設の嫌な利用者にイライラする原因と対策法5選という記事で解説していますので参考に。
悩める介護士
こんな人は以下のような方法で対処しましょう。
高齢者から叩かれるつねられる蹴られるなどの暴力で悩んでいる介護士さんは以下のような対応をしましょう。
- 刺激しない
- やめて欲しいとハッキリ伝える
- 他の介護士へ応援を要請する
- 情報共有し介護施設全体で対応を考える
怒ったり大声を出すと高齢者はびっくりして興奮してしまい余計に暴力行為が酷くなってしまうこともあります。
ですので冷静に対応して刺激しないことが大事です。
暴力行為が悪いと思っていない高齢者の方もいらっしゃいます。
ですのでハッキリとやめて欲しいと伝えることも重要です。
1人で対応しようとすると余計な被害を受けたり事故の原因になってしまいます。
暴力行為があったら他の介護士へ応援をお願いしましょう。
高齢者の情報を集めて介護施設全体で対応について話し合うことも大事です。
ケアマネや看護師やドクターなどと一緒に対応を考えていきましょう。
セクハラをする高齢者へは・・。
- しっかりと申し送りとして報告する。
- 無理せずに男性介護士へ対応をお願いする。
などの対応をしましょう。
しっかり申し送りをして情報を共有しておくことで上司が何かしらの対策を取ってくれるようになります。
また、男性介護士へ対応のお願いをすれば自分が被害に合うことはありませんので躊躇せずお願いしましょう。
女性からは頼みにくいかもしれませんので男性介護士は率先して「変わろうか?」と声を掛けてあげるようにしましょう。
よしあき
悩める介護士
こんな疑問にお答えしていきます。
- 信頼関係を構築するため
- トラブルや事故を防ぐため
- 高齢者も介護士も毎日を楽しく過ごすため
高齢者と良い信頼関係を築いていくために人間関係の構築は必要不可欠です。
信頼関係を構築できればお互いにラクになるというメリットがあります。
また、高齢者と良い人間関係を構築できればトラブルや事故を防ぐことにも繋がります。
おばあちゃん
とクレームをつけられることもありませんし、指示が通らないことによる事故も未然に防げます。
さらに、高齢者や介護士が毎日を楽しくするためにも良い人間関係は不可欠です。
高齢者と介護士が良い人間関係を作り信頼し合えるのであれば高齢者は楽しく安心して老後を過ごすことができます。
終わり良ければ全て良しではありませんが、人生最後の時間が楽しく安心できる時間であれば良い人生だったと思ってくれる可能性も当然上がります。
高齢者から慕われる介護士になることができればやりがいを感じて仕事が楽しく働きやすくなっていきます。
また、介護施設は良くも悪くも噂が広まりやすいので、今回ご紹介したようなコミュニケーション方法で介護の仕事をしていればあなたの職場内での評判はどんどんUPしていきます。
実際にこの記事を執筆している前日にも
悩める介護士
と良い評判が自分の耳に入ってきたのでとても嬉しかったのを覚えています。
こう言われるとやる気がアップしてくると思いませんか?
ぜひ低ストレスで楽しく働くためにも高齢者と良い関係を築いていきましょう。
よしあき
悩める介護士
と思われる方もいるかもしれません。
結論としては“入職してみないと分からない”が答えになります。
とはいえ、ある程度の傾向はデータとして公表されています。
訪問型の介護サービスの方が高齢者とのトラブルが多いと思われがちですが、施設型の介護サービスの方がやや多くトラブルが起きている現実があります。
種類 | 今まで | 直近1年(平成30年) |
訪問介護 | 50% | 33% |
訪問看護 | 56% | 37% |
訪問リハビリテーション | 39% | 25% |
通所介護 | 46% | 36% |
特定施設入居者生活介護 | 60% | 48% |
居宅介護支援 | 46% | 23% |
介護老人福祉施設 | 71% | 62% |
認知症対応型通所介護 | 64% | 55% |
小規模多機能型居宅介護 | 55% | 41% |
定期巡回・随時対応型訪問介護看護 | 61% | 45% |
看護小規模多機能型居宅介護 | 58% | 46% |
地域密着型通所介護 | 43% | 31% |
実際にこちらのデータを見てみても訪問型と施設型ではやや施設型サービスの方が高齢者とのトラブルで悩んでいる人が多いことが分かります。
とはいえ傾向があるという事実がデータで説明できるだけであって、どの職場が高齢者との人間関係で悩みにくいかはその職場次第という曖昧なお答えしかできないのです。
悩める介護士
と言われるとそうでもありません。
高齢者との人間関係で悩みがちな人は派遣介護士として働くのがおすすめです。
なぜかというと高齢者との人間関係で悩んでも気軽に他の職場に移ることができるからです。
正社員介護士だとコロコロ職場を変えることは難しいですよね。
ですのでお試し期間として派遣介護士を利用するのも一つの手です。
もう一つ派遣介護士をおすすめする理由としては、人間関係の満足度が正規職員に比べて非正規職員の方が高い傾向にあるからです。
実際に『(※4)介護労働の現状』のデータを見てみると非正規職員の方が人間関係においての満足度は高いことが分かります。
以上の理由から、人間関係で悩みやすい人は派遣介護士として働いてみることをお勧めします。
もし働いてみて自分に合っていると思ったら正規職員として入社すれはOKです。
よしあき
また、夜勤専門介護士として働くことでも悩みを軽くすることができます。
夜間であれば日中のように高齢者とコミュニケーションを取る機会は少ないです。
その分、苦手な高齢者に悩まされる時間も減りますし夜勤手当がついて収入もアップできるのでおすすめです。
参考記事>>介護施設の人間関係でお悩みなら夜勤専従もあり|但し注意点も・・・。
よしあき
今回ご紹介した方法で高齢者に好かれて良い人間関係が築ければ介護の仕事が一気に楽しくなり、やりがいを感じ、働きやすくなっていきます。
もし、上手くいかなくて悩んでしまっても介護士としての働き方を変えるだけでも悩みを軽減させていくことができます。
ぜひ楽しく低ストレスで仕事をしていくためにも本記事を参考に頑張っていきましょう。
介護士の皆さまgood lack
(※1)介護保険・介護福祉用語辞典
(※3)厚生労働省|「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」平成31年3月
(※4)介護労働の現状
よしあき