悩める介護士
悩める介護士
こんな悩みを抱えながら仕事をしていませんか?
私も介護業界で10年以上携わってきた中であなたと同じように人間関係について悩み、苦しんできた経験があります。
昔の私は苦手な人が目の前に来ると委縮してしまい脈が速くなり、呼吸も浅く早くなり息苦しさを感じていました。
そして常に相手のご機嫌を気にして仕事をする毎日でした。
そんな人間関係の悩みから、関連書籍を30冊以上読み込んで日々実践を重ねてきた過去があります。
そんな経験から得た結論は『どんな人間関係の悩みも解決することが可能』ということです。
この記事を読んで実践すれば・・。
人間関係がつらいという悩みを解決する事ができる
↓
ストレスの無い楽しい職場環境を手に入れる事ができる
↓
人生がラクになる
こんな未来が手に入ります。
よしあき
ぜひ参考にしてご自身のお仕事にお役立て下さい。
もくじ
悩める介護士
結論は以下です。
- 相手から嫌がられたり嫌われる行動をしないようにしよう
- 職員や利用者に好かれる人になって信頼関係を築いていこう
- 悪口や陰口を言われても気にしない
- 価値観や他職種との違いを受け入れて理解しよう
- 女性介護士の特徴や傾向を理解しておこう
- 男性介護士は女性からの信頼を集めよう
- 嫌なお局様(おつぼねさま)は相手にしない
- 仕事中イライラしてしまったら心にゆとりを持とう
- 新人介護職員は「表面・覚える・報連相」を意識しよう
- 人間関係で悩んだら信頼できる人に相談しよう
- コミュ力を高めておこう
- パワハラ・セクハラ・いじめに屈しない知識を身に着けよう
同僚職員から嫌われるような行動をするのはNGです。
悩める介護士
と思われるかもしれませんが、実際にどんな言動が嫌われるのでしょう?
実は科学的に嫌われる行動の特徴が分かっています。
- 注意されても相手の話を聞かない。
- マウントを取るために自分の凄さをアピールする。
- 自分が正しいと思い込み無理に意見を押し通そうとする。
上記のTOP3以外にも以下のような行動も同僚からの信頼を失います。
- あいさつができない、または声が小さい。
- 仕事着が汚い、ヨレヨレ、着崩しているなどの身だしなみ。
- 仕事に対して消極的
- ナースコールへの対応が遅い。
- 相手に失礼な態度をとる。
- 遅刻常習犯。
- 都合の悪いことは嘘をつく。
- 愚痴を言いまくる。
人間関係が上手くいかないなと思ったら介護職は変な人が多い!?嫌われる性格の悪い介護職の特徴と対策法という記事を参考に自分が無意識に嫌われる行動をしていないか考えてみましょう。
よしあき
嫌われない行動が理解出来たら今度は同僚介護士や利用者から信頼される行動を学んでおきましょう。
- 愛想を良くする(笑顔でハキハキ)
- 挨拶を元気にする。
- ナースコールに一番早く反応し対応する。
- 自分の仕事はしっかりやる。(報連相も欠かさない)
- 介護の仕事において自分の強みを持っておく。(オムツが一番キレイにできるなど)
- 他人の気持ちを考える。
- 分け隔てなく人に接する。
- 感謝の気持ちやねぎらいの言葉をかける。
- 忙しい時でも優しく振舞える。
- 言葉だけでなく行動でも優しさを示せる。
- 悪いことは悪いとしっかり怒れる。(怒りの中にも優しさを)
こうして一覧としてみると特に難しいことをする必要はありませんね。
- 高齢者の情報を把握して会話を広げる
- 低いトーンでゆっくりハッキリ話す
- 分かりやすい言葉使いで話す
- 聞き役に徹する
- 共感を示す
- 敬う気持ちでコミュニケーションを取る
- どの高齢者にも分け隔てなく接する
利用者さんから好かれる介護士になるにも特に難しいことをする必要はありません。
これらに気を付けて利用者さんとコミュニケーションを取れば慕われる介護士になることができます。
よしあき
悪口や陰口を言われても自分の仕事に打ち込んで気にしないようにしましょう。
相手からの悪口や陰口を気にしてしまうと動きが委縮し余計に相手へ攻撃のネタを提供することになってしまいます。
そうするとどんどん沼にハマっていくように負の連鎖が起こってしまうので「自分はアイツの言うことは気にしない」と思えるような人間になることが大事です。
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と思っている人は【緊急!!】介護施設で悪口や陰口を言われて困ってます|原因と対策法という記事を見ればどのように自分の気持ちをコントロールすれば良いのかが理解できます。
よしあき
介護の現場で他の職員と意見が食い違う時は主に2つの理由があります。
- 価値観の違い
- 職種の違い
介護の現場はいろいろな考えや価値観を持った人がいますので、お互いに意見がぶつかることも良くあるので
10人いれば10通りの考え方があるのは当たり前。
と理解し相手の意見も尊重することが大事です。
むやみに相手の話を否定したり自分の意見を押し通そうとするのはNG。
とはいえ、自分の意見も大事ですよね。
悩める介護士
のように、意見をぶつけるというよりも相談するというスタンスのほうが柔らかく受け入れられやすいです。
よしあき
各職種にはその職種ごとに果たすべき責任があります。
- 介護士は利用者の生活を支援する
- 看護師は利用者の健康を守る
- 上司は介護施設の円滑な運営を行っていく
こんな違いがあるので意見が食い違うこともあります。
しかし、意見が分かれてもそれぞれの職種には立場がありその役割を果たしているだけです。
ですので他職種の話も良く聞いて折り合いをつけていくようにしましょう。
もし折り合いがつかないようなら、介護施設の運営理念に立ち返って判断していきましょう。
よしあき
とはいえ残念なことに自分の立場を勘違いしている嫌な看護師や上司も一定数存在することも事実。
悩める介護士
と思っていても解決策はあります。
詳しくは看護師が介護士を見下す5つの原因と良い人間関係を作る7つのポイントという記事を見ると自分がどのように嫌な看護師さんと関わっていけば良いのかが理解できます。
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介護施設の上司との人間関係を改善して良好にしていくには上司が求めている介護士になる事が重要です。
上司の期待に応えられないと、そこから徐々に関係が悪くなってしまいます。
しかし、介護士が上司の期待に応えられるようになると信頼関係が生まれて良い人間関係を構築することができる様になります。
上司が介護士に求めている具体的な要素に関しては最悪な上司との人間関係ストレスを無くすポイントという記事で解説しています。
介護施設は女性介護士の比率が高いです。
ですので女性の特徴や傾向を把握しておくと人間関係構築において役に立ちます。
その特徴や傾向とは次の通りです。
- 嫉妬深い
- 派閥が作られやすい
- 噂話が大好き
- プライベートまで干渉してくる
ですので以下の点に気を付けて女性介護士と関わっていきましょう。
- 嫉妬されるような情報は出さない
- 噂になると困るようなプライベートな情報は出さない
- 悪口のターゲットにならないように謙虚な姿勢で仕事をする
などが大事になってきます。
他にも注意すべき点が多くありますので介護施設の女性介護士との人間関係で悩まない方法という記事を参考にしてください。
介護施設は約8割が女性職員ですので、男性介護士は女性との信頼関係を上手に構築することが人間関係で悩まないために重要になってきます。
女性職員との信頼関係を作っていくには男性介護士だからこそできる役割を把握して実行していくことが重要です。
- 力仕事を進んでやる
- 男性利用者の介助に積極的に入る(同性介助)
- 男性が好きな女性利用者とのコミュニケーション役になる
- 目標達成や問題解決に向けて率先して行動する。
他にも男性介護士が気を付けてほしいポイントはたくさんありますので男性介護士が介護施設の人間関係を上手に作っていくコツ11選【10年目男性介護士が徹底解説】という記事を参考に女性からの信頼を集められるようにしてください。
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こんな感じでお局様的な介護職員に困っている介護士さんも多いのではないかと思います。
そんな人へは・・。
相手にせず適当に流す
ということを意識してみましょう。
嫌味を言ってきたりいじめをしてくるようなおばさん職員は、昔からずっと相手の足を引っ張ることで職場内での自分の立場や価値を保ってきていますので、ちょっとやそっとじゃ解決するのは不可能。
それなら最初から相手にしない方が精神衛生上ラクです。
悩める介護士
と思った人は介護職のおばさんやお局との人間関係攻略法という記事で解説していますので参考に。
- 何度もコールを鳴らす
- 介護士の言うことを全然聞いてくれない
- 暴力がすごい
などついつい嫌だなと思ってしまう利用者さんがいてイラっとすることもありますよね。
職員である前に一人の人間ですからそんな言動にイラっとしてしまうこと自体はダメなことではありません。
しかし、怒りに任せて対応しても相手を怒らせてしまったり信頼を失ってしまう可能性もあります。
ですので
心に余裕が持てるように時間に余裕を持って仕事をする
ということを意識してみましょう。
もしイライラしてしまったら以下の5つのポイントを実践してみると良いです。
- イライラを感じたら6秒待とう
- トイレか空いている居室へ行って鏡を見よう
- 自分のイライラ度を数値化してみよう(感情から意識をそらす)
- イラっとした時こそ笑ってみよう
- 相手の行動や言動をプラスに変換しよう
もっと詳しく知りたい方は↓へ。
\利用者にイラっと/
\職員にイラっと/
あなたが新人の介護職員なら・・。
- 表面を良くする(あいさつは自分から笑顔で・返事は大きくはっきりなど。)
- 仕事を早く覚える努力をする
- 注意を受けても反省の態度を示す
- 報連相を意識する
この4つを意識しましょう。
僕は10年以上介護に携わってきた中でたくさんの新人さんと接してきました。
そんな経験の中で分かったのは、この4つのポイントを押さえている新人介護士は先輩職員から可愛がられるということです。
できればある程度の権限を持っている上司や職場の雰囲気を左右してる職員のお気に入りになればグッドです。
新人介護職員さんはなぜ介護職の新人は先輩職員との人間関係が最重要なの?という記事を参考にしておけばスタードダッシュはバッチリです。
よしあき
どうしても人間関係がつらすぎる場合は信頼できる上司や同僚に相談してみましょう。
相談することによって、自分じゃ分からなかった第三者目線でのアドバイスが貰えるかもしれません。
シフト調整や部署移動などで問題が解決する可能性もあります。
悩める介護士
という人は詳細記事を参考に。
よしあき
悩める介護士
と思っていても大丈夫。
会話の最重要ポイントはベラベラ話すことではなく
相手の話を聞くことだからです。
だからコミュ障とか人見知りだからというのは特に関係がないのです。
詳細に関しては介護施設の人間関係を良くする会話術と心理テクニックという記事で解説しています。
悩める介護士
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こんな風に思っていませんか?
パワハラ・セクハラ・いじめは絶対に許して良いものではありません。
しっかりと正しい知識を身に着けて解決に向けて動いていきましょう。
- まずは証拠を集める。
- 上司からのパワハラなら、さらに上の上司に相談する。
- それがダメなら無料で相談できる第三者機関に相談する。
など、悩んでいてもできることはあります。
まずはできることから始めましょう。
私は現場の介護リーダーとして働いていた時期があります。
当時『どうしたらスタッフ皆が働きやすいと思って仕事をしてくれるだろうか?』ということばかり考えていました。
人間関係やチームワークという言葉が表紙に書いてある本をたくさん買ってきては毎日のように読んでいたことを思い出します。
そんな経験から介護施設の人間関係を良くして働きやすい職場にするために介護リーダーが意識すべきことを11個にまとめてみました。
以下はその一部です。
- 小さなことでも「ありがとう」を欠かさない。
- 新人や後輩介護士にどんどん経験を積ませる
- メンバーの問題行動の真の目的は何か見定める
- 偉そうな介護リーダーにならない
- 弱い人を大事にできれば周りは安心する
などなど。
詳細に関してはすべて別記事にまとめていますので介護リーダーさんは参考に。
以上のまとめです。
- 相手から嫌がられたり嫌われる行動をしないようにしよう(詳細記事|介護職は変な人が多い!?嫌われる性格の悪い介護職の特徴と対策法)
- 職員や利用者に好かれる人になって信頼関係を築いていこう(詳細記事|介護士は優しい人が多い!?好かれる介護士の特徴7選と仕事の適正度判定)
- 悪口や陰口を言われても気にしない(詳細記事|【緊急!!】介護施設で悪口や陰口を言われて困ってます|原因と対策法)
- 価値観の違いを受け入れて理解しよう
- 他職種との違いを受け入れて理解しよう(詳細記事|看護師が介護士を見下す5つの原因と良い人間関係を作る7つのポイント)
- 女性介護士の特徴や傾向を理解しておこう(詳細記事|介護施設の女性介護士との人間関係で悩まない6つの方法)
- 男性介護士は女性介護士からの信頼を獲得しよう(詳細記事|男性介護士が介護施設の人間関係を上手に作っていくコツ11選【10年目男性介護士が徹底解説】)
- 嫌なお局様(おつぼねさま)は相手にしない(詳細記事|【3つの裏技公開】介護職のおばさんやお局との人間関係攻略法|対策はシンプルです)
- 仕事中イライラしてしまったら心にゆとりを持とう(詳細記事|【秒速スッキリ】介護施設の同僚職員にイライラする理由と5つの解決法)
- 新人介護職員は「表面・覚える・報連相」を意識しよう(詳細記事|なぜ介護職の新人は先輩との人間関係が最重要なの?理由と3つの対策法)
- 人間関係で悩んだら信頼できる人に相談しよう(詳細記事|介護施設の上司へ悩み相談する時に気をつけたい5つのポイント)
- コミュ力を高めておこう(詳細記事|【明日から使える】介護施設の人間関係を良くする会話術と心理テクニック12選)
- パワハラ・セクハラ・いじめに屈しない知識を身に着けよう(詳細記事|【閲覧注意】介護施設のパワハラ上司の事例や判例と対策法【実際に目撃した】)
よしあき
悩める介護士
こんな風に思っていませんか?
実際に介護労働安定センターの調査を見てみると介護職離職の原因の第1位は人間関係の悩み(23.2%)という結果が出ています。
原因は以下の12個が考えられます。
- 人手不足で疲労がたまりやすい環境
- 教育が行き届かない環境
- いじめやパワハラがある。またそれを見過ごす職場の風土がある
- 女性の比率が高いゆえの悩み
- 幅広い年齢層の職員がいる
- 様々な職種、価値観、介護観が入り混じっている
- 性格に難ありな職員がいる
- 責任が重いのでプレッシャーが大きい
- 閉鎖的かつ流動性のない環境で派閥や仲良しグループが固定されやすい
- 相談窓口が設置されておらず、悩みが積み重なっていく環境
- 利用者とトラブルになることも
- もしかしたら自分に問題がある可能性も
介護業界は慢性的な人手不足です。
実際に65.3%もの施設が人手不足を感じている実態があります。
このような状態は疲労やストレスが溜まりやすい環境と言えます。
そんな疲労やストレスによって人間関係トラブルに発展してしまうことがあります。
悩める介護士
また、介護業界は人手不足のせいで、優秀な職員に負担が掛かりやすい環境になっています。
毎日の日課通りに仕事を進めなくてはいけないので、一部の仕事が早い職員や良く気付く職員がフォローに回ることが多くなり結果仕事が多くなりがちです。
そのせいで優秀な職員とそうでない職員との間に壁が生まれてしまうことが多くあります。
怒る介護士
人手不足で教育に十分な時間を確保することが困難にも関わらず即戦力になってほしいという無茶な要求を新人職員に押し付けてしまい人間関係が悪化するパターンもあります。
- 先輩は早く戦力になってほしいのに覚えてくれなくてイライラ
- 新人は時間をかけてゆっくり覚えていきたいのに先輩からの指導がキツイ
こんな人手不足によるすれ違いが起きてしまい人間関係も悪くなってしまいます。
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いじめやパワハラが横行しているにも関わらず、それを見逃しているケースもあります。
いじめが表面化すると施設の評判が悪くなったりクレームの原因になるので、いじめている本人や上層部の人間まで多くの人間が困ることになります。
そのような状況ではいじめやパワハラが無かったことにされる場合も往々にしてあります。
よしあき
令和元年度の介護労働実態調査を見ると介護業界の女性職員の比率は78.1%ということが分かります。
ということは約8割が女性ですので女性社会ならではの人間関係の悩みが起こりやすいと言えます。
- 根も葉もない噂話をされる
- 陰口を言われる
こんな状況に陥りやすいです。
しかも、施設のような小さく閉鎖的な空間では噂の広まり方がかなり速いです。
このような噂話をきっかけに人間関係に亀裂が入るパターンもあります。
悩める介護士
図表の色分けの通り、世代や人生経験や価値観の違う人たちが多く働いていることも人間関係悪化の原因として挙げられます。
年下なのに先輩だったり年上なのに後輩になる人もいます。
また、年齢も違えば価値観が違う人もいるので衝突が発生したりします。
このように様々な人間が集まることから人間関係が悪くなったりするパターンも存在します。
悩める介護士
介護の現場には様々な考え方や立場の人たちがいます。
- 介護士以外にも看護師、ケアマネージャー、栄養士、理学療法士etc
- 様々な価値観
- 様々な介護観
このような環境で仕事をしていくことになるので意見がぶつかり合うこともしばしばあります。
悩める介護士
介護施設に限った話ではないですが職場にはいろいろな性格の持ち主がいます。
その中には理不尽に攻撃してくるような変な職員も一定数混じっているのも事実。
嫌われる性格の悪い介護職員の特徴という記事で紹介しているような嫌なスタッフと狭いコミュニティ内で一緒に仕事をしなくてはならないためストレスが溜まりやすく人間関係が悪化しやすいです。
介護士は利用者の命を預かる仕事ですので時には教育や指導が厳しくなる場面もあります。
結果的に責任によるプレッシャーや厳しい指導によってストレスが溜まり人間関係に悪影響が出るパターンもあります。
悩める介護士
介護施設特有の事例として閉鎖的な空間であるといった特徴も挙げられます。
介護施設は一部面会などを除き、普通のお店のようにお客様を多く招き入れる場所ではありません。
そのため閉鎖的な空間になりやすく、いじめやパワハラが起こりやすい環境とも言えます。
下記の表を見ても分かるように、すべての項目において相談窓口が設置されていない介護施設の場合は悩みが多くなることが分かっています。
悩みが解決されずに積もっていくと当然人間関係トラブルにも発展します。
よしあき
介護の仕事は高齢者と密接にかかわる仕事ですのでここでも人間関係のトラブルが起こりえます。
暴力やセクハラをする利用者もいればクレーマーのような利用者まで様々います。
そんな利用者との関わりの中でストレスが溜まり人間関係の悩みを抱えることになります。
よしあき
そして忘れがちなのが“自分に問題がある可能性”です。
「自分は何も問題ないはず!自分の施設の人間関係が悪いのは周りの職員のせいだ!」
と思っている人でも“他人の振り見て我が振り直せ”の精神で一旦自分の言動を振り返ってみる機会が必要です。
よしあき
以上をまとめるとこんな感じになります。
- 人手不足で疲労がたまりやすい環境
- 教育が行き届かない環境
- いじめやパワハラがある。またそれを見過ごす職場の風土がある
- 女性の比率が高いゆえの悩み
- 幅広い年齢層の職員がいる
- 様々な職種、価値観、介護観が入り混じっている
- 性格に難ありな職員がいる
- 責任が重いのでプレッシャーが大きい
- 閉鎖的かつ流動性のない環境で派閥や仲良しグループが固定されやすい
- 相談窓口が設置されておらず、悩みが積み重なっていく環境
- 利用者とトラブルになることも
- もしかしたら自分に問題がある可能性も
これら複数が複雑に絡み合ってしまい人間関係も複雑になっていってしまいます。
解決法など詳しくはなぜあなたの介護施設の人間関係は悪くなるのか?という記事で解説しています。
介護施設の人間関係は自分の考え方や仕事に対する意識をちょっと変えれば悩みが霧のように晴れていきます。
介護施設の人間関係で悩んでしまっている人のほとんどは
- 職場での自分を良く見せよう
- 皆と仲良くしよう
このように思っているから悩みが大きくなります。
しかし・・・
悩める介護士
くらいに思っておくとそれだけで心が軽くなっていきます。
介護施設は様々な職種や価値観を持った人たちの集まりです。
そんなかき集めの集団で皆と仲良くできることの方が稀です。
気の合う人もいれば気の合わない人もいる。
だから気の合う人とだけ仲良くして気の合わない人は仕事上のコミュニケーションが取れればOKとする。
このように考えましょう。
そうすると不思議と今まで気に病んでいた同僚からの言動もスルーできるようになります。
下記の記事を見るとさらに上手にスルーできる考え方が理解が深まります。
よしあき
自分はできる人間だという感覚を持つことも人間関係の悩みを軽減させるために重要です。
- 自分に優しい言葉をかけて褒めてあげる
- 他人と比べずに自分は自分でOKと考える
- 小さな成功体験を大事にする
これらを実践すると『自分はできる』という感覚(自己肯定感)を養うことができるようになり、ちょっとの人間関係トラブルではクヨクヨしなくなるメンタルを持つことができるようになります。
これは人間関係で悩みやすい人が持っているネガティブな方向へ行きがちな心のクセをポジティブな方向に治してくれるからです。
具体的にどうすればよいのかに関しては詳細記事で解説しています。
悩める介護士
そう思っている人にはぜひ『介護以外の収入やスキルの柱を作る』ということを実践して欲しいです。
正直これは私が実践した中でも最強の方法です。
悩める介護士
こう思っていると人間関係で心が病んでしまった時に逃げ道がなくなります。
結果無理して働き続けなくてはいけないという地獄のような日々が待っています。
しかし、介護以外の第二第三の選択肢があれば
よしあき
と思えるので心が楽になるからです。
私の例だと、一応文章のスキルがありますのでwebライターとしても収入を確保できたりします。
だから別に今勤務中の介護施設で人間関係トラブルが起きても何のためらいもなく辞めるという選択肢が取れるわけです。
この心の安心感は相当なものです。
ですので今からでも遅くないので何かしらのスキルを身に着けてもう一つの収入源を作っておきましょう。
悩める介護士
と思ったかもしれません。
しかしあなたは人間関係で悩んできた過去がありますよね。
それならそんな過去は努力して突き抜けて人間関係で悩まないもっと素晴らしい世界に行きましょう。
今まであなたを苦しめてきた同僚たちはずっと同じところに留まります。
でもあなたには今から努力する強い動機を持っています。
私も今まで頑張ってこれたのは過去の悩みのおかげです。
だから今から徐々にでもよいので介護士にオススメの副業7選【将来不安なら稼げるスキルを身に着けよう】などを参考に新しいことに挑戦していきましょう。
よしあき
介護施設の人間関係がつらすぎてこんな症状出ていませんか?
- 「眠れない」
- 「食欲がない」
- 「疲れやすい」
- 「ボーっとする」
こんな症状が出ていたら危険。
これらは『休んで』という体からのサインです。
出典:厚生労働省みんなのメンタルヘルス
過去の私のように『まだ大丈夫』だと自己判断すると食欲がなくなるを通り越して味覚が消えてしまうなどさらに重症になります。
ですので上記のような症状が出たら必ず医者に診てもらって下さい。
それと同時に以下の行動を検討していくと良いでしょう。
- ちょっと仕事を休んでみる
- 夜勤を増やして嫌な人と関わる機会を減らす
- 科学的に正しいストレス解消法でコスパ良くリフレッシュしよう
- どうしてもつらいなら転職も選択肢に入れておこう。
以下で詳しく解説していきます。
人間関係で悩んでしまう人は往々にして真面目な人です。
だから『仕事に行かなくては!』と思ってしまいがち。
もちろん仕事は大事なのですが自分の健康のほうがもっと大事です。
ですので勇気をもって仕事を休んでみましょう。
休んでいる間に今まで見れていなかった映画をまとめて見たりプチ旅行に行ってみると心のリフレッシュができます。
悩める介護士
こんな人は夜勤の回数を増やしたり思い切って夜勤専従として働いてみるのもオススメです。
夜勤は基本的に1フロア1人の職員で対応します。
ですので嫌な介護職員と顔を合わせる時間が極端に減ります。
そうすれば自然と人間関係で悩む機会もグンっと減っていくということです。
その他にも夜勤手当がもらえて高収入が目指せるなどといったメリットもあります。
詳しくは介護施設の人間関係でお悩みなら夜勤専従もあり|但し注意点も・・という記事で解説しています。
実は科学的に根拠のある正しいストレス解消法がすでに判明しています。
パチンコや買い物や爆食いなど自己流のストレス解消法では効果がないどころか逆効果の可能性すらありますので正しいストレス解消法を実践していきましょう。
- 読書
- 運動
- 笑顔を意識
- 悩みを紙に書きだす
- 瞑想
この5つがお金もかからずコスパが良いので介護士さん向きです。
悩める介護士
と悩んでいる人は転職という選択肢も検討しましょう。
とはいえ
悩める介護士
とも同時に思いますよね。
そんな介護士さんへ転職を決断する時の判断基準をお伝えします。
人間関係で悩んでいる人が転職を決める判断基準は『家に帰っても嫌な人を思い出して心が休まらなくなってしまったら』です。
この図のように悪口などを言われている状態でも我慢できるレベルであれば【9割が気づいていない】介護施設の面倒な人間関係をラクにする秘訣という記事を参考に気持ちを上手にコントロールできれば仕事を続けていくことが出来そうです。
しかし、家に帰っても心が休まらず嫌な人を思い出し続けてしまう人は転職をして職場を変えた方が良いでしょう。
幸いにも介護士の働き方は1つではありません。
あなたが勤めている介護施設しか選択肢があるわけではありません。
ぜひ自分が働きやすい環境を求めて行動をしましょう。
そうすれば人間関係がつらいという悩みもなくなります。
さらに詳しく転職を決断するための判断基準が知りたい人は人間関係を理由に介護施設の転職を決断する判断基準と職場ガチャ攻略法という記事が参考になります。
特にこんな特徴のあるブラックな施設に勤めている人は要注意です。
- 離職率や定着率が悪く、新人も即辞めていく
- 圧倒的に人手が足りず、職員一人当たりにかかる仕事量が多い
- 有休が取得できず、休日出勤や残業も多い
- パワハラやいじめが横行している
- 職員の口癖が「つらい」「辞めたい」
自分の介護施設がこのような状態でメンタルが病みそうな人は転職を検討した方が良いです。
悩める介護士
こんな人は以下のように退職の意向を上司に伝えましょう。
- お話がありますと伝えて聞いてもらう時間を確保する。(上司も忙しいのでゆっくり落ち着いて話ができる環境作りが重要。)
- 退職理由は無難で前向きなものを伝えよう。(自分の成長のために新しい環境で挑戦したいなど)
- 真剣な表情で話そう。(覚悟が伝わらないと上司もただの愚痴かなと思ってしまう。)
相談しようと上記で解説したばかりですが、同僚には退職や転職の意向に関しては相談しないほうが良い場合があります。
同僚に相談してしまうとほぼ引き止められるからです。
相談できるほど信頼している同僚ならなおさらです。
過去の私は信頼できる同僚に仕事を辞めたいと相談したことがありました。
ですが帰ってきた答えは
- よしあき君がこの施設には必要だよ。
- 寂しくなるよ。
- だからもうちょっとがんばろ?
相談相手の職員さんはもちろん悪気があってこのように退職を止めた訳ではないのは理解していますし、必要としてくれていることは嬉しかったです。
ですが私は何度も引き止められ辞めたいのに辞められずメンタルを壊しました。
よしあき
- 退職届を受理してくれなかった
- 上司に退職の意向を伝えるのが億劫
- 退職の意向を伝えると文句を言われるのが目に見えている
こんな風に悩んでしまう方はいませんか?
こんな時は退職代行というサービスを利用してみましょう。
- 弁護士が労働者の代理として退職届を提出してくれるサービス。
- 未払いの給与の請求、有休消化や退職日の交渉を代わりに行ってくれる。
- だから自分で意思を伝える必要がなく介護施設と直接やり取りしなくても退職ができる。
- 明日から仕事に行かなくても大丈夫。
ですのでもし退職届を出すことが難しい場合はこのサービスを使ってみるのも良いかもしれません。
悩める介護士
そんな人は人間関係の良いホワイト介護施設を見極めてから入職するようにしましょう。
- 求人情報がたまにしか出していないか。
- 求人情報や施設情報が詳細かどうか。
- 適正な条件かどうか。
頻繁に求人を出している施設は、慢性的な人手不足に悩んでいる可能性が高いです。
ですのでたまにしか求人情報を出していないレアな介護施設を狙うとホワイト介護施設を引き当てられる可能性が高くなります。
とはいえ・・。
悩める介護士
と思ってしまいますよね。
ですが、介護専門の転職サイトや求人情報サイトに登録しておくと担当者があなたにピッタリの介護施設を探してきてくれますので積極的に利用してみると失敗を避けることができます。
ホームページに求人情報や施設情報が詳細に記載されている法人は、施設の運営体制がしっかりしている傾向にあります。
なぜなら積極的に情報を公開して発信していく姿勢が自社の活動に自信をもっている証だからです。
逆に求人情報や施設情報という大事な情報を詳細に記載していないのに、中身がきちんとしているとは考えにくいです。
例えば・・。
A施設
- 待遇に関して細かく書かれている。
- 職場の写真や職員の顔が何枚も紹介されている。
- 職員のコメントが掲載されている。
- 運営情報や法人ブログなどがまめに更新されている。
- 法人運営のSNSがある。
B施設
- 最低限の待遇しか記載されていない。
- 施設の外観や部分的なところしか掲載されていない。
- 職員のコメントどころか運営者の顔すら分からない。
- ホームページがほとんど更新されていない。
- SNSの活動はしていない。
この2つを比べてどちらが良いかは言うまでもありません。
ですのでホワイトな職場で働きたいのであれば積極的に情報を公開している活気ある介護施設を選ぶようにしましょう。
給与が異常に高い『釣り求人』を掲載している介護施設はNGです。
高い給与をぶら下げているのは人手不足が深刻で、とにかく早く人を集めないと運営していけない状況である可能性があるからです。
例えば、『未経験歓迎!手取り35万!残業なし!』のような求人です。
そもそもホワイトな介護施設であれば退職する人も少ないので釣り求人を出す必要はありません。
普通に正直な情報を素直に出すはずです。
ですので他の求人と比べて異常に高い求人を出しているところに関してスルー推奨です。
他にも人間関係の良い介護施設を引き当てる方法はいくつかあります。
【職場ガチャ攻略】介護施設の求人情報で人間関係が良好か判断する10の裏技公開という記事にやり方をまとめてありますので参考に。
冒頭でもお伝えしましたが、どんな人間関係の悩みでも努力次第で解決していく事が可能です。
人間関係がつらいという悩みを解決
↓
ストレスの無い楽しい職場環境を手に入れることができる
↓
楽しい人生が満喫できる
という事に繋がります。
ぜひ本記事でご紹介した人間関係に関する悩みの解決法を実践して
今までの『つらい』という気持ちを捨て去って下さい。
- 人を動かす(創元社)
- 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本(飛鳥新社)
- 人間関係をリセットして自由になる心理学(詩想社)
- ついつい抱え込んでしまう人がもう無理! と思ったら読む本(リベラル社)
- 周りの人とうまく付き合えないと感じたら読む本(だいわ文庫)
- あなたが上司から求められている50のこと(実務教育出版)
- 誰とでも15分以上会話が途切れない話し方66のルール(すばる舎)
- 職場のしんどいがスーッと消える大全(大和出版)
- 職場のやっかいな人間関係に負けない方法(三笠書房)
- 離れたくても離れられないあの人からの攻撃が無くなる本(SBcreative)
- 話を聞かない男、地図が読めない女(主婦の友社)